お生徒様の着姿

着せ付けコース初めてさん~おさらいさんまで

着せ付けコース初めてさん~おさらいさんまで

着せ付けコース初めてさん~おさらいさんまで

今年に入ってから着せ付けコースに通い始められた方から昨年の初めから通い始めて、今年の成人式にお仕事で着付けをされ、定期的におさらいレッスンにおこしくださっているお生徒様などご紹介させていただきます。

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今年から始められた美容師のMさん

今年に入って、着せ付けコースの体験レッスンにお越しくださった美容師のMさん。
美容室を経営されてます。

今までサロンでの成人式などの着付けの依頼がある時は、着付け師さんに来てもらっていたそうですが、その方が腕を負傷され、着付けを頼めなくなってしまい、自分で着付けもできればということで、体験レッスン後着せ付けコースにお申込みくださいました。

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初回の実技は準備の仕方から長襦袢の着付けまで

初回の実技はまず準備の仕方をレッスンしました。
お客様が持ち込まれた着物のチェックするべき点、サイズが合わなかった場合の伝え方をお伝えしました。

そして下着から補正の仕方、長襦袢の着付けまでレッスンしました。
特に長襦袢の一番の土台になるところなので、じっくり丁寧にお伝えしました。

後日自分での練習などで癖が出てきやすいところでもあるので、その時は毎回正しい着付け方をお手本で見てもらって、繰り返していただき習得していただきます。

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実技のあとは着物の種類の見分け方とTPOの座学を。

何度か長襦袢を着付けていただき、その先の着物の裾合わせまで進もうかと思っていましたが、「着物の種類の見分け方やTPOを全く知らないです」とのことだったので、不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースで行う座学の着物のTPOのプリントをお渡しして実際の着物や帯を出して、見分け方とTPOのお話をさせていただきました。

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昨年の秋から着せ付けコースに通われているKさん

昨年春に不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース、浴衣コース、礼装コースのすべての自装コースを修了され、昨年の秋から着せ付けコースに通われているKさん。
Kさんは着付け関係のお仕事を将来的にされたいとのことでした。

今回はコース3回目。
着物の上半身の着付けの回です。
衿合わせ、後ろと前の空気とシワを取る、おはしょりの長さの調節です。

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裾合わせの紐はしっかりと!

新しい単元を行う前に前回までのレッスンの復習を。

長襦袢の着付けの癖が出ている部分の矯正に着物の裾合わせが主でしたね。

特に裾合わせのところの腰紐はしっかりと!です。
ここが緩いと動いているうちに落ちてきてしまいます。
クレームになりやすい部分なのでここは頑張りましょう。

締める時の紐の持ち方、握りこぶしの方向など詳しく解説してその通りにできるように。
何度もチャレンジしていただきました。
裾合わせ、形は裾つぼまりでバッチリです!

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左右対称の半衿に

衿合わせは左右対称の半衿になるようにします。

左右対称に衿合わせをして、紐を掛け、紐を結ぶ前にずれていないか今一度確認して、結びましょう。
結んだ後や後ろの処理、前の処理の後のチェックでやり直しだとかなり時間を食ってしまいます。

着付けもお客様のためにも時短が大事ですね。

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Kさん着せ付けコース4回目

きものたまよりの着せ付けコースでは、同じ単元の所を2回レッスンします。
一度のレッスンでは着せ付けはなかなか難しいものなので、きものたまよりは2回することにしました。

今回はコース4回目で着物の上半身2回目です。

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左右対称の衿合わせに大切なのは長襦袢と手の動かし方

何度も衿合わせをやり直しているのにうまく左右対称にならない場合は、まず疑っていただきたいのは、長襦袢の着付けです。
長襦袢の衿合わせが身体の真ん中からずれている場合は、着物の衿合わせも左右対称にはなりません。

長襦袢の着付けが問題ない場合は、着物の衿の太さの左右差がある場合や、単純に衿を持った手の動かし方や紐を掛けた時にずれるなど色んな要因があると説明させていただきました。

長襦袢は問題なかったので何度か衿合わせをして、左右対称に仕上がりましたね。
ただ紐の強さが弱かったり、強かったりとまだ安定しないので、お家で練習されてください。

ここは腰紐のようにやたらめったら強ければいいというわけではないので、とても難しいところですよね。

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今回も腰紐頑張りました!

裾合わせの腰紐の締め方も今回何度もチャレンジしていただきました。

後ろで交差した紐を持つ位置も重要です。
強く結びたい紐は交差部分からなるべく近くを持って締めてくださいね。

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衣紋の抜き具合は長襦袢で決まる

綺麗な衣紋の抜き具合ですね!

衣紋の抜き加減は長襦袢の着付けで決まります。
長襦袢は衣紋や前の衿合わせのところなど影響してくるので、本当に着物の土台といって過言ではありません。

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おさらいレッスン美容師のCさん

昨年初めからきものたまよりの着せ付けコースに通ってくださった美容師のCさん。
今年の成人式は例年よりもかなり綺麗にお着付けできました!とご報告いただけました。

レッスン後半は振袖ばかりだったので、年始めに留袖の復習レッスンにお越しくださいました。
成人式で着付けされた時に、気になる点があったとのことで伺い、その原因についてお話させていただきました。

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均一に入った比翼の衿合わせ

留袖なので長襦袢の衿合わせはシャープに大人っぽく。
比翼の衿は細目に均一に入っているととても上品で綺麗です。

最近まで振袖ばかりで、衿合わせを鈍角に決めていたので、「感覚が全然違う~!」と最初だけ少しむずかしそうにされていましたが、すぐにコツをつかめていらっしゃいましたね。

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衣紋の形

衣紋の形が左右対称で真ん中でスー―ッとシャープになっているのが綺麗ですね。

衣紋の形はシャープにすると粋な感じに、丸く作ると女性らしい感じになるので、その方の雰囲気に合わせられるといいですね。

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裾つぼまりが美しい

衣紋に似合った裾合わせだなと後ろ姿をみて思いました。
細めの裾つぼまりでカッコいいですね!

留袖は着物の中でもかなり重いものなので、腰紐はいつも以上にぎちぎちに結びます。
Cさんは全24回の着せ付けコースを修了されているので、腰紐の結び方はさすがに一回で決まります。
コース序盤は何度もチャレンジしていただきましたが、努力の賜物ですね。

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お太鼓とたれ先の柄を繋げれるように

袋帯の名古屋帯もですが、お太鼓部分とたれ先の柄が繋がるものは、繋がるように努力します。

柄の合わせ方も今一度説明させていただき、お太鼓を作っていただきました。

正方形の形もとても綺麗です!

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