お生徒様の着姿
Hさん着せ付けコース第1回目~3回目
姪御さんの七五三を目標に着せ付けコースへ
姪御さんの七五三に姪御さんのお着付けと姪御さんのお母様であるお姉さまのお着付けをできればときものたまよりの着せ付けコースにお越しくださったHさんの第1回目~3回目のレッスンのご紹介です。
Hさん着せ付けコース第1回目
お着物はご自身で着られるというHさん。
自分で着るのと人に着付けるのでは手順が全く違うというのを体験レッスンで体感していただき、お申込みくださいました。(本当に全然違うんですよ!)
目標は秋に3歳の姪御さんとHさんのお姉さまに七五三でお着物を着せてあげること。
普段着着物や浴衣などもお着付けできるようにとコースの方を選ばれました。
初回は着物の前半まで
初回は着付けに入る前の気を付けるポイントのお話から始まり、着物やお道具類の準備の仕方をお伝えします。
準備ができたら、下着~補正~長襦袢~着物の下半分まで一度講師のお手本を見ていただき、それから講師が声掛けしながらお着付けしていただきます。
衣紋の抜き加減お上手です!
裾合わせも床スレスレでエレガントですね。
裾つぼまりの形もとっても綺麗です。
Hさん着せ付けコース第2回目
第2回目は前回の復習の後、着物の上半身のお着付けをして着物の着付けまで完成させます。
衿合わせとおはしょりが難関箇所になるかなと思いますが、声掛け通りに手を動かせばなかなか綺麗に出来上がります◎
綺麗な左右対称の衿合わせ
半衿にご注目。
綺麗な左右対称の衿合わせですね!
少し若めの方を想定してお着付けしていただきました。
お若い方は衿は鈍角にすると着姿に若々しさが出てお顔と合います。
着物完成の姿
今回も綺麗な後ろ姿です。
おはしょりを留める紐がある腰回りがもちゃもちゃしているように思われるかもしれませんが、一重太鼓などの名古屋帯で結ぶ帯結びを結べばここは隠れるところとなるので、大丈夫です。
半幅帯の場合は見えますが、後ろのおはしょりの整え方は振袖と浴衣の時にお伝えします☆
Hさん着せ付けコース第3回目
第3回目は全通柄・六通柄の名古屋帯で結ぶ一重太鼓の回です。
今回はお着物も変えてみました。
サイズや生地感が変わるとまた新たな発見があると思います。
帯揚げと帯締め
Hさん帯揚げと帯締めとっても上手に結ばれました!
帯揚げは帯の内側にしっかりと収まっています。
そして程よく出ていて着物全体の差し色になってくれています。
帯締めも緩みなく結べていらっしゃいました。
これなら歩いているうちにだんだん下に落ちてくるということはないですよ。
正方形のふっくらとした一重太鼓
一重太鼓の形が正方形でとても綺麗ですね。
ここは少しでもずれると横長、縦長になってしまうので難しいところですが、上手にできました!
ふっくらと結べているのが絞りの帯の雰囲気に合っています。
一重太鼓後ろ姿
全体的にもバランスが良いですね。
衣紋は少し抜き気味ですが、髪の毛がボブで首筋が隠れる方や、大柄な体型の方、髪の毛を盛られる方などだとちょうど良いくらいです。
裾合わせもグーです!