お生徒様の着姿
Sさん着せ付けコース第1回目
浴衣の着せ付けレッスン後すぐにお友達に着付けてお出掛け
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースを修了され、着せ付けコースに進まれたSさん。
第1回目は時期が夏だったので、レッスン順序をカスタマイズしてまずは浴衣から始めました。
着せ付けコース第1回目浴衣
この日のレッスン後にお友達に浴衣を着せてあげて盆踊りに行かれるとのことでしたので、まずは浴衣のレッスンから。
初めての着せ付けでしたが、声掛け通りにスルスル着せ付けられました。
帯留めの付け方をレッスン
普段着の着物の時にも浴衣の時にもつけてもOKなのが帯留め。
特に着物は帯揚げなどもしないので、帯周りが寂しいな・・・と感じる方は帯留めつけるのもいいですね。
リボン返し
まずはリボン返しをお伝えしました。
帯の端っこの手先とたれという部分が歩くと揺れて大人可愛い帯結びです。
この帯結びは兵児帯で結んでも可愛いですね。
リボン返しの後ろ姿
全体はこんなかんじになります。
浴衣は着物と比べて衣紋は若干控えめ。
はだしの場合は裾もかかとが少し見えるくらいに短めに着付けます。
ポリエステルの帯でリボン返し
先ほどの緑の帯は正絹の博多織でこちらはポリエステルの帯。
帯は、正絹、ポリエステル、木綿、麻などたくさんの素材があってそれぞれ特性があるので、それについてもお伝えさせていただきながら結んでいただきました。
帯の表裏を使って
帯がリバーシブルの場合は表裏を使うことができます。
表だけを出すよりも変化が出て雰囲気が変わりますね。
前のアレンジも
前も表裏を出してアレンジを。
これは帯結びを結んだ後に2周目をただめくるだけでこんな感じになります。
「デパートの浴衣売り場のマネキンがこんなかんじになってるのを見てどうなってるんの?って思っていたんですがこんな簡単なことだったんですねー!」
と皆さん驚かれる方もいらっしゃいます。
前のアップ
アップで見るとこんなかんじになっています。
ねじっているバージョンもありますが、ねじっているバージョンは帯を巻くときにねじって後ろの帯結びをします。
文庫結び・その1
定番の文庫結びの結び方もお伝えしました。
羽根の大きさを大きめにとって、左右に足らすバージョンです。
こうすると大人っぽくなります。
文庫結びは年齢は何歳になっても◎
文庫結びは若いお嬢さん向けと思われる方がなぜか多いのですが、全然そんなことなくて、お年がおいくつでも結んでいただける帯結びです。
文庫結び・その2
木綿地の帯で羽根の大きさを小さめにとってキティちゃんの頭のリボンの形に。
文庫結びその1と比べると元気で若々しい印象になります。
お友達に着せ付けされてお出掛けされました
文庫結びその2の後ろ姿はこんな感じになります。
このレッスン後に無事お友達に浴衣を着せられ、それぞれお子さんを連れて天王寺のてんしば盆踊りに行かれたそうです。