お生徒様の着姿

Iさん着せ付けコース第8回目・9回目

男着付けと七五三の着付け

男着付けと七五三の着付け

写真スタジオを経営されているIさんの着せ付けコースの第8回目と9回目のレッスンレポです。

今回は男性着付け・七五三の五歳男児と七歳女児の着付けのレッスンです。

男着付けと七五三の着付け

着せ付けコース第8回目・男着付け

今回は男着付けのレッスンをしました。
まず、浴衣をレッスン後着物へ。
帯は角帯を結びました。

男の方の着付けは帯の位置が女性よりもかなり低いです。
細い男性の方は帯があがってきやすいので、お腹周りに補正を入れます。

うちの祖父はお尻も痩せていたので、お尻のお肉用にタオルで補正をしていたそうです。

男着付けと七五三の着付け

後ろ姿

着流しの時の後ろ姿です。

帯結びは貝ノ口。
貝ノ口の場合は帯の位置は左右にずらして帯結びをします。

男着付けと七五三の着付け

貝ノ口

貝ノ口はこんな感じの帯結びです。

貝からペロッと貝の口が出ているように見せるからとそのまんまのネーミング。

女性の半幅帯でも結ぶので、お揃いにすることも可能ですね。

過去にご主人とお揃いにします♪と言っていたお生徒さんがいらっしゃいました。

仲いいですね~♡

男着付けと七五三の着付け

袴をプラス

袴の着付けもレッスン。

着物の裾は袴をはく前に始末して、足さばきが良くなるようにしています。

女性の袴とは紐の結び方がまた違います。
真ん中で礼装の場合は十文字にします。

男着付けと七五三の着付け

袴の後ろ姿

袴をはくと後ろの帯結びは隠れます。

袴の時は貝ノ口ではなく、一文字に結んでいます。
文庫のような形の帯結びです。

男着付けと七五三の着付け

羽織をはおって完成

羽織をはおって羽織紐をつけて完成です。

男性の着付けはアイテムが少ないですが、なかなか立派に見えますね。

着物は恰幅の良い(ほどよく)が似合う衣類ですね。

男着付けと七五三の着付け

着せ付けコース第9回目

今回は七五三の着付けです。
三歳児は簡単なので、五歳男児と七歳女児の着付けです。

まずは五歳男児から。
ちっちゃい!可愛い!
と多分着せ付けコースのこの回の時は書いていますね。

男性の着付けのミニチュア版という感じですが、袴の手順が少しだけ違います。

男着付けと七五三の着付け

アイテムが多い

七五三の時の五歳男児はアイテムが多いです。

御守りに懐剣。
御守りは袴の紐に通します。

男着付けと七五三の着付け

背中に鷲?鷹?

羽織の柄がなかなかいかついですね。

羽織の後ろはこうやって折り返します。
これは女性も男性も子どもちゃんもみんなですね。

男着付けと七五三の着付け

七歳女児の着付け

七歳女児の着付け、地味に私は一番難しいなと感じます。

帯は作り帯の場合は帯を巻いて後ろの帯結びは差し込むだけでOKですが、平帯の場合は手結びで結ばなくてはいけません。

赤と赤で分かりにくいですが、帯の下にしごきと呼ばれるアイテムを巻いています。

花嫁さんも付けるものですね。
衿元には花嫁さんも入れる筥迫を入れます。

男着付けと七五三の着付け

帯結び

平帯での帯結びです。

蝶々のような形の帯結びを結んでいただきました。

背が低いので大人よりも帯が目立ちますね。
これがまた可愛いなと思います。

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