お生徒様の着姿

Sさん不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第9回目~10回目

帯の巻く方向が逆でも頭がこんがらがらないように

帯の巻く方向が逆でも頭がこんがらがらないように

不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースに通われていたSさんのレッスンレポです。

第9回目~10回目のレッスンレポです。

今回はポイント柄の名古屋帯の一重太鼓と角出しのレッスンをしました。

帯の巻く方向が逆でも頭がこんがらがらないように

不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第9回目

不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第9回目はポイント柄の名古屋帯で結ぶ一重太鼓の復習&応用編です。

帯には裏表があります。
結ぶ方向によってどちらかの柄が出ることになります。

今回はいつもとは反対の方向に帯を結ぶレッスンをしました。

帯の巻く方向が逆でも頭がこんがらがらないように

逆向きでも頭がこんがらがらないように

帯を巻く方向を逆にするということは、手の動かし方、締める方向などが逆になるということ。

柄の位置についても締める前にどのあたりにあればいいというのも反対になります。

これがこんがらがらないように、初心者さんはゆっくりでもいいのでよく頭で考えながらするようにしましょう。

帯の巻く方向が逆でも頭がこんがらがらないように

逆方向・お太鼓を作るときは・・・

お太鼓の部分に関しては逆方向に巻いても、帯枕をつけて帯山を決める、お太鼓の下線を作るところは手順は変わりはありません。

手先を入れる方向が逆向きになります。

帯の巻く方向が逆でも頭がこんがらがらないように

いつもと違うお着物と帯でも綺麗な着付け

Sさんはいつもご自身のお着物など一式をお持ちくださってレッスンされますが、この日はすべてお教室の物でレッスンされました。

初めてお召しになる着物と帯でしたが、普段と変わらず綺麗なお着付けをされました。

意外と着物や帯によって生地の感じやサイズが違うので、初めて着る着物や帯は難しく感じる物なんです。

帯の巻く方向が逆でも頭がこんがらがらないように

不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第10回目

不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第10回目は六通柄・全通柄の帯にまた戻って角出しという新しい帯結びをします。

今回も綺麗にお召しです。

半衿の出具合が左右対称で美しですし、少し細目に出してカジュアルなお着物ともマッチしています。

帯の巻く方向が逆でも頭がこんがらがらないように

はじめての角出し結び

角出し結びとはこんな感じの帯結びです。

今まで真四角だった一重太鼓とは違い、横長で下膨れの形がコロンとなった可愛い帯結びです。

お太鼓部分の両サイドから手先が出ています。
これが角で角出しと呼びます。

帯の巻く方向が逆でも頭がこんがらがらないように

角出し斜めから

斜めからのアングルだとこういう形になります。

帯山は帯枕を使わず紐で作ります。
うしろのボリュームがあるので、イスにもたれられない?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫もたれられます。

帯枕がないので、背中がよりイスの背もたれに密着しやすいので逆に座りやすくなります。

もちろん帯結びの形は崩れますが、立ち上がる時にササっと直せて形が元に戻ります。

帯の巻く方向が逆でも頭がこんがらがらないように

角出しの後ろ姿

角出しの後ろ姿はこんな感じです。

膨らみの丸みがあるので、お太鼓よりも優しい雰囲気になるなと思います。

次回は角出しの復習回です。

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