お生徒様の着姿

Tさんおさらい月1回コース・5月6月分

帯の巻き方の違い・関西巻きと関東巻き

帯の巻き方の違い・関西巻きと関東巻き

ポイントレッスンに始まり、礼装4回コース、基本コース浴衣コースとすべての自装コースを修了されたTさん。

忘れないようにと定期的におさらいレッスンにいらっしゃってくださっています。
4月までは月2回コースでしたが、定着してきたので5月からは月1回コースに変更されました。

今回は5月と6月にご受講くださったおさらいレッスンの着姿のご紹介です。

帯の巻き方の違い・関西巻きと関東巻き

おさらい月1回コース・5月

おさらいコースの5月の着姿です。

またまたわたしお気に入りの紬の付け下げ着物♡
この色味は春にちょうどいいですね!

衿元も綺麗です。

この帯の前の柄を覚えておいてください。

帯の巻き方の違い・関西巻きと関東巻き

関東巻きと関西巻き

帯をいつもとは反対の方向に巻いていただきました。

そうすると先ほどの写真と比べると前の柄が違いますよね。
こちらの方が柄の色目が多く華やかになります。

諸説ありますが

反時計回りに帯を巻いて締めるのは関東巻き

時計回りに帯を巻いて締めるのは関西巻き

と呼びます。

帯の巻き方の違い・関西巻きと関東巻き

帯の巻く方向は袋帯でも名古屋帯でも同じ

この帯は袋帯ですが、関東巻き、関西巻きの帯を巻く方向の違いは袋帯でも名古屋帯でもどちらでもOKです。

最近は不器用さんと練習嫌いさんの基本コースの第9回目のポイント柄の名古屋帯での一重太鼓の復習の回でいつもとは反対方向の巻き方の関西巻きのレッスンをしています。

ポイント柄は特に古いものだと片側しか柄のないものや両面あっても表と裏で柄が違うものもあるのでどちらにも結べるのがベストですね。

帯の巻き方の違い・関西巻きと関東巻き

関東巻きでも関西巻きでもお太鼓の柄は一緒

前の柄は関東巻き、関西巻きで出方が変わりますが、お太鼓の柄は一緒です。

唯一違うのが、手先を入れる方向です。

Tさん綺麗な正方形の二重太鼓ができていますね!
たれ先の長さもいい感じです。

帯の巻き方の違い・関西巻きと関東巻き

後ろ姿も◎

後ろ姿です。

綺麗に衣紋が抜けていますね。

この丸い衣紋の抜きがいつも本当に綺麗で感服いたします。

裾つぼまりの形もほっそりで素晴らしいです。

帯の巻き方の違い・関西巻きと関東巻き

おさらいコース6月

おさらいコースの6月のレッスンの着姿です。

今回は単衣の大島紬。
格子柄でかっこいい雰囲気のお着物です。

今回はたしかはじめてのお着物だったかな?
はじめてでもとても綺麗に着付けられています。

帯の巻き方の違い・関西巻きと関東巻き

今回は名古屋帯で一重太鼓

前回は袋帯での二重太鼓でしたが、今回は名古屋帯をお持ちくださって一重太鼓を。

着物や帯は結びたいものを持ってきていただいています。

なので復習したい帯結びをする感じです。

正方形の形いいですね。
畳しわは当て布をしてアイロンかけておくと◎です。

帯の巻き方の違い・関西巻きと関東巻き

単衣着物の後ろ姿

はじめてのお着物での後ろ姿です。

今回もうまく衣紋がぬけています。
少し踵が見えていますが紬なのでこれくらいでもOKです。

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