お生徒様の着姿
Aさん不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース最終レッスン(第12回目)
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースから礼装3回コースへ
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースを修了され、礼装3回コースに進まれたAさんの着姿のご紹介です。
今回は不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースの最終レッスン(第12回目)と礼装3回コースの初回の着姿をご紹介します。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース最終レッスン(第12回目)
きものたまよりで一番長いコースの不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース。
最長ということはそれだけみっちりレッスンするということで、このコースを受講されると皆さん必ず綺麗な着姿になって修了されます。
Aさんもとっても綺麗な着姿が完成しておられます。
半衿の分量は細目が好みということで細目にきっちり決められています。
この細目に出すのが初心者さんは難しいのですが(どうしても初心者さんは半衿が広がりがち)
しっかりできていらっしゃいますね。
まずはポイント柄の名古屋帯で結んでいただきました。
前の柄合わせいい位置にきていますね。
ポイント柄の後ろ姿
ポイント柄の一重太鼓を結んだ時の後ろ姿です。
背中にしわなく綺麗に着付けられていますね。
正方形のお太鼓の形も柄の位置もとても綺麗に収まっています。
アップでみてみましょう。
ポイント柄の一重太鼓アップ
正方形の形が一重太鼓は綺麗とされています。
ばっちり決められていますね。
りんごの帯は教室のもの。
この帯結構柄合わせが難しいのですが、いい位置に柄がきていますね。
この柄行きは正方形の中に全て柄をおさめるのが◎です。
六通柄の名古屋帯で一重太鼓アップ
次は六通柄の名古屋帯で一重太鼓を結んでいただきました。
こちらも正方形を綺麗に作られています。
六通柄や全通柄はポイント柄と違って前の柄合わせや後ろの柄合わせが必要のない帯になります。
ポイントとなる柄がないのでどこに帯枕を付けたらいいのか逆に迷うかもしれません。
きものたまよりでは後の処理がやりやすい絶妙な位置の帯枕をつけ方を丁寧にねちっこく(!)お伝えします。
六通柄の名古屋帯を結んだ時の後ろ姿
六通柄の名古屋帯を結んでいただいた時の後ろ姿です。
帯を結び直しても全く崩れない後ろ姿です。
もちろん前も崩れていないのですが、写真撮り忘れです。
角出しは前回みっちりやってもう復習しなくても大丈夫そうなので今回はパスして修了となりました。
礼装3回コース第1回目
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース修了後すぐに礼装3回コースに進まれました。
申し込み後にやっぱり礼装着物着る機会ないかも…おっしゃっていたのですが、洒落袋帯という今回結ばれているような普段着着物に合わせる袋帯もあるので、大丈夫ですよー!とお声掛けさせていただきました。
今回も衿合わせ細目で清楚にきめられています。
今回お召しの紋のない色無地に結ばれている洒落袋帯とても合いますね!
ちょっといいところのお食事の時にぜひお召しいただきたいコーデだと思います。
衣紋がしっかりと抜けるように
基本コース中は衣紋は控えめな抜き具合だったAさん。
礼装では少し抜き気味にとお伝えして、ばっちり衣紋がすっきりと抜けるようになっています。
今回もしわなく綺麗にお着物お召しですね。
柄合わせのある袋帯で二重太鼓
さてはじめての袋帯での二重太鼓です。
着物までは基本コースでみっちりお伝えして習得されているので、予定よりは早く袋帯の二重太鼓完成まで進みました。
この帯見て頂いたらわかるのですが、前と後ろにしか柄のない「ポイント柄の」袋帯なんですね。
なかなか難易度の高いものなのですが、前も後ろも柄の位置がいい位置にきて綺麗に結ぶことができていらっしゃいます。さすが!
柄のアップをどうぞ
とても可憐な柄行きの帯のアップをどうぞ。
スワトウや相良刺繍が入っていますね。
ほんとに今回のピンク色の色無地とお色目が合っていて素敵なコーディネートです。