お生徒様の着姿
Aさん不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第10回目・11回目
可憐な帯で角出し結び
大阪京橋のマンツーマン個人着付け教室きものたまよりの堤千草です。
ヨーロッパのご旅行先のパーティーでお着物をお召しになりたいとたまよりのレッスンに通われていたAさん。
今回は不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第10回目と11回目での着姿をご紹介します。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第10回目
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース10回目の着姿です。
一重太鼓の帯結びの結び方は前回で一旦終わって
今回からは角出しという帯結びを新たにレッスンいたしました。
全12回のコースの終盤ということもあり
着物までの着姿がもう様になっていらっしゃいます。
角出し結び
こちらが角出し結び。
コロンとした下膨れの形が可愛い帯結びです。
お太鼓部分の両端から出ている手先が角で
角出しを呼びます。
反対からも
両サイドから出ている角は長さが決まっているので、柄合わせのない六通、全通柄の帯が向きます。
柄合わせの必要なポイント柄の帯は柄を合わせる時に角の長さが長くなりすぎたり、短くなりすぎたりするので少し厄介。
柄をずらさなくても、巻いて締めたらちょうどいい位置に前の柄合わせができるポイント柄の帯でしたら、角の長さがずれないので角出しを結ぶことができます。
角出しの後ろ姿
後ろの着姿です。
Aさんは衣紋が詰まりやすくなるのが今までの特徴だったのですが、とてもいい感じで衣紋が抜けています。
11回目のレッスンはお家から着てお越しくださいました!
そして11回目のお稽古です。
今回はお家からお着物をお召しくださってお越しくださいました。
いいですね~!衿合わせが特にお上手です。
今回は一重太鼓を結んで。正方形の形がとても綺麗ですよ。
角出し結びの復習へ
11回目のレッスンは前回に結んだ角出しの復習の回になります。
復習もバッチリですんなり結ぶことが出来ましたね!
両サイドから出ている角の分量も絶妙ですし、角出しの全体の大きさもバランスのよい大きさ形でございます。
お帰りになる時の着姿
もちろんお着物をお召しのままお帰りです。
前々回のポイント柄の帯をお持ちくださっていたので、それを結んで。
淡い物同士のコーディネートでとっても素敵!
ふんわりした優しい雰囲気のAさんにピッタリでした。
可憐な帯
とっても可憐な帯ですね。
講師がご紹介した押し売りのないお着物屋さんで購入されたということでした。
とってもお買い物上手です(*'▽')
わたしもこの子は即決で購入しちゃいますね 笑
それにしても綺麗な形の正方形になっていますし
たれ先の長さもちょうどいいですね。
大和撫子な後ろ姿
後ろ姿も文句なしの美しさです。
背中や腰回りにしわなくビシッとお着物をお召しですし、一重太鼓の大きさも形もバランスがよろしくて全体がとても綺麗です。