お生徒様の着姿
Mさん浴衣・半幅帯コース
花火大会に向けて浴衣の着方・半幅帯の結び方を習得されました
大阪京橋のマンツーマン個人着付け教室きものたまよりの堤千草です。
この夏に浴衣・半幅帯コースを修了されたMさんのレッスンレポです。
浴衣・半幅帯コース第1回目
ご自身で浴衣と半幅帯を着付けて花火大会へ行かれるご予定のMさん。
きものたまよりの浴衣・半幅帯コースにお申込みくださいました。
初回は教室の浴衣と帯の連帯るご希望でお貸出ししてレッスンさせていただきました。
とても綺麗な立ち姿で、浴衣姿も様になっていらっしゃいますね。
初回は文庫結びを習得されました
初回レッスン時に結びたい帯を3つセレクトしていただきます。
3つの中から初回は文庫結びの結び方をレッスン。
ちょうどいい大きさで左右の羽の大きさもバランスよくとても綺麗に結びていらっしゃいます。
後ろ姿も美しく
もう100点満点の後ろ姿ですね。
背中には空気感もしわもなくとても綺麗です。
浴衣は着物と比べて少し短めに着付けますが、短すぎずいい裾の長さになっています。
裾つぼまりという下に行くほどほっそりしたラインもとても綺麗に出ていらっしゃいます。
浴衣・半幅帯コース2回目の着姿
1週間後に2回目のレッスンにお越しくださいました。
今回も貸し出しでレッスンさせていただきました。
まずは浴衣の着方の復習を2回繰り返しながら・・・
この辺からわたしの声掛けもだんだん減っていきます~。
文庫結びのアレンジを
まずは文庫結びの復習を。
前回は羽の大きさを大きめにとって、左右に垂らす形でした。
今回は、その垂らすバージョンの復習後にアレンジバージョンを。
羽の大きさを小さめにとって、キティちゃんのリボンのような形に。
きゅっと若々しい印象になりますね。
小さめ文庫の後ろ姿
小さめのお文庫の後ろ姿はこちらです。
初回の後ろ姿と比べると全体でも纏う雰囲気が全然違ってきますね。
これはお好みでご自分なお好きな方を結んでみてください。
2つの目の帯結び・リボン返し
そして新たな帯結びもレッスンいたしました。
リボン返しという帯結びです。
リボン結びをして帯の両端が上から重なっている結び方です。
歩くとこの両端が揺れて可愛さの中に粋な雰囲気もあります。
リボン返しの後ろ姿
リボン返しの後ろ姿はこんな感じです。
この帯は今年入荷したチェック柄の博多織の小袋帯(半幅帯の一種)です。
この浴衣の中に赤が入っているので、合うな~。
リボン返しのアレンジも
そしてリボン返しのアレンジもお伝えしました。
左右に出ている羽はオーソドックスに2つ折りのままでもいいのですが、羽根を広げたり、羽根をずらしたりしていろんな形にするとまた違った帯結びに見えます。
この日は帯を3種類使っていただきました。
帯にもそれぞれ結びやすさや結びにくさがあるので色々経験していただこうと思い色々使っていただきました。
浴衣・半幅帯コース第3回目
あっという間に最終レッスンです。
Mさんは週1回目のペースでレッスンに通ってくださっていました。
最終レッスンはご自身の浴衣と帯をお持ちくださいました。
浴衣も帯も優しい紫色が入っていてリンクしていてとても素敵ですね。
初回からとてもお上手に着付けられていらっしゃいましたが、最後は声掛けも最小限でご自身で着付けられていらっしゃいました。
お文庫の復習
まずはお文庫の復習です。
羽根の大きさは大きめに両端を垂らすスタイルに。
こちらの方が大人っぽい印象になりますね。
羽根のくぼみの大きさも左右対称で綺麗に形作られています。
文庫は左右対称にするととても綺麗なのですが、結構それが難しいところですね。
リボン返しの復習も
そしてリボン返しの復習も。
こういう風にリバーシブルの帯だと
上から出す帯の両端は表側を出しても、裏側を出してもどちらでもOKです。
貝ノ口の結び方をレッスン
セレクトしていただいた残りの一つの帯結び、貝ノ口をレッスンいたしました。
手先やたれ(帯の両端)の長さをきちんと測って、誤魔化しがきかない帯結びです。
なので難易度的には上の二つよりも難しめの帯結びです。
やや柔らかめの帯で結んだので少ししわができていますが、これは帯の特性上できるものなのでOKです。
きゅっとした可愛い雰囲気になりました。
3つの帯結びの後ろ姿
3つの帯結びの後ろ姿です。
三者三様で帯結びによって雰囲気が変わってきますね。
浴衣の着方と3つの帯結びの結び方を習得されました!
Mさんご受講ありがとうございました^^