お生徒様の着姿
Aさん不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第3回目~6回目
クルージングのパーティーでお着物を目標に
大阪京橋のマンツーマン個人着付け教室きものたまよりの堤千草です。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースと礼装3回コースに通われていたAさんのレッスンレポです。
前半の第3回目~6回目での着姿をご紹介します。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第3回目
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第3回目での着姿です。
Aさんは今年のゴールデンウィークに海外のクルージング旅行を計画されていらっしゃいました。
その船内でのパーティーでお着物をお召しになれればということで、たまよりの不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースと礼装3回コースに申し込んでくださいました。
まずは基本コースで着物の基礎を。
パーティーへは礼装着物をお召しになられる予定ですが、まずは不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースで着物の着方の基礎を固めます。
お母様が着ていらしたという紬で基本コースはレッスンです。
3回目までで着物の着方までレッスンいたしました。
おはしょりがピタっと
おはしょりが体にピタっと沿っていてとても美しいですね。
3回目が着物の衿合わせ・背中、脇を整える・おはしょりの調整
とボリュームが多いので次回のレッスンは復習の回となります。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第4回目
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第4回目です。
前回までの復習の回となります。
全体的に空気感なくきっちりと着ておられますね。
着物ってふんわり着ているという印象があるかもしれませんが、このように空気感なく身体にピタリと布が沿っているのが美しく着崩れません。
左右対称の衿元
左右対称の衿元もとても綺麗にできました!
白半衿は太めにだしてもこれくらいがちょうどいいですね。
刺繍や柄が入っている場合はもう少し出しても華やかでいいですね。
衣紋の抜きも◎
後ろ姿です。
衣紋の抜きも程よい感じでいいですね。
紬は背中のしわができやすいのでしわ取りが結構難しいかもしれません。
裾合わせも裾つぼまりの形が綺麗にできていらっしゃいます。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第5回目
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第5回です。
全通・六通柄の名古屋帯で一重太鼓の前半の回です。
前半は帯を巻いて・・・
お太鼓の形を作るところまで
お太鼓の形を作るところまでとなります。
今回裾合わせが高めになっていますね。
これは次回以降の課題として注意してみていきましょう。
正方形の一重太鼓
第5回目は一重太鼓の形を作るところまでです。
正方形の形にできていますね。
たれにしわができていますが今の時点でこれはOKです。
仕上げにひと手間でしわは消え去ります。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第6回目
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第6回目で全通・六通柄の名古屋帯での一重太鼓が完成しました。
うんうん!いい感じの着姿ですね。
帯を巻いて締めても、衿元や着物全体は全く崩れていらっしゃいません。
たれ先のしわが解消した一重太鼓
前回は一重太鼓の形を作るところまでで、たれ先にしわがありましたが、今回は完成し、最後のあるひと手間を加えたのでたれ先のしわがなくなりました。
最後のあるひと手間とは、たれ先とお太鼓の間の真ん中に両手の親指以外の4本指を入れて両端までスライドします。
これだけで5回目でできたくらいのしわは取れます。
もしこれでもしわが取れない場合は、お太鼓の下線を作る手の動きをもう一度見直す必要があります。
完成形の後ろ姿
第6回目、一重太鼓が完成した後ろ姿です。
衣紋の抜きもすっきりと抜けていらっしゃいます。
裾合わせは少しだけ高めなものの、前回よりははるかにいい感じに。
紬なのでこれくらい少し踵が見えててもOKですよ。