お生徒様の着姿
Oさん不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第8回目~11回目
色んなポイント柄の帯で一重太鼓
大阪京橋のマンツーマン個人着付け教室きものたまよりの堤千草です。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースと礼装4回コースに通われていたOさん。
息子さんの成人式の記念撮影があるため基本コースの間で礼装4回コースを入れて修了されました。
今回は礼装4回コース後、再び不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースに戻ったあとのレッスンでの着姿のご紹介です。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第8回目~10回目のレッスンレポです。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第8回目
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース受講中に間に礼装4回コースを入れられ修了されたOさん。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースに戻って参りました。第8回目の着姿です。
合計してこれで12回目のレッスンなので着物までの手順はスイスイです。
今回はポイント柄の名古屋帯で結び一重太鼓です。
前の柄合わせいい位置にきていますね。
後ろの柄合わせ
ポイント柄の名古屋帯は後ろの柄合わせもあります。
この帯のがらや左右にも上下にも広めの範囲に柄がある帯でした。
なので柄を帯山から出るように帯枕を当てました。
いい位置に柄が来ていますね!
帯を替えてもう一度
もう一本帯を持ってこられていて、時間的に余裕だったのでこちらの帯でもレッスンいたしました。
こちの帯でも柄がほぼ真ん中にきていていい位置にきています。
帯を2回結んでも着物も崩れていませんね。
今度は正方形に入るように柄合わせ
2本目の帯の後ろの柄合わせです。
この柄は横長で縦の範囲はそんなにない帯でした。
こういう柄の物は正方形の中に入れるのが正解です。
そしてその中でも真ん中よりやや上目に柄がくるようにしましょう。
後ろ姿です
2種類の帯の後ろ姿です。
両方とも柄も形も全体的にバランスよく結べていらっしゃいます。
衣紋がやや詰まりやすい傾向があったOさんですが、先に礼装コースをされたこともあってスッキリ抜けるようになられましたね!
裾合わせもバッチリ綺麗です。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第9回目
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第9回目の着姿です。
今回は前回のポイント柄の名古屋帯で結ぶ一重太鼓の復習です。
今回も着物も帯も綺麗にお召しです。
前回結んだ帯で復習
前回結ばれた帯で復習されました。
今回もいい位置に柄合わせで着ていらっしゃいます。
なんだかノスタルジックな雰囲気漂う情緒のある柄ですね~。
教室の帯でも練習
着物も帯もサクサク声掛けなしで結んで行かれるOさん。
時間もかなり余裕があったので今度は教室にあるポイント柄の帯で結んでいただきました。
りんごの柄の帯なのですが、今回もいい位置に前の柄合わせできておられます。
前の柄、仕上がりの時点で柄の中心が左右に1-2㎝ずれてOKです。
難易度高めの帯
こちら難易度が高めの帯となります。
この柄は正方形の中に柄が収まると良い帯で
そうするとたれ先がやや長いのでたれ先を帯の中に収納するのがやや難しい帯なのです。
わたしもいつも「うんしょうんしょ」
と言いながらいつもあげますが、Oさんサクッと上げられました!流石!!
ポイント柄の帯の後ろ姿
今回の後ろ姿です。
どちらも正方形の中に収めるタイプの帯でした。
正方形の中でもやや上目から柄が出るようにしています。
こうすると足長効果が生まれてスタイル良くみえます。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第10回目
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第10回目です。
今回はお着物も帯も変えてレッスン。
シックな大島紬ですね!素敵です。
暗めの色の大島は粋な雰囲気ですね。
美しい帯結び
帯周りのアップです。
スッキリした帯揚げの本結び。
粋な雰囲気の大島紬には
厚みのないスッキリした帯揚げがピッタリですね。
はじめての角出し
さて第10回目は帯結びが変わります。
角出しというコロンとした形の帯結びをレッスンいたします。
これが結べれば着物上級者に見えますよ^^
角出しの後ろ姿
角出しは帯枕で山を作らず、紐で作ります。
なので一重太鼓よりも高さが出ないのが特徴です。
コロンとした形も正方形の一重太鼓にはない砕けた感じがリラックスして着物を着ている…という感じの印象になっていいですね。