お生徒様の着姿
Sさん礼装3回コース第1回目~3回目
お子さんの卒業式、入学式に向けて・Sさん礼装コース編
大阪京橋のマンツーマン個人着付け教室きものたまよりの堤千草です。
昨年の9月から今年の春のお子さんの卒業式・入学式に向けて基本コースと礼装3回コースに通われていたSさんの礼装3回コースのレッスンレポです。
礼装3回コース第1回目の着姿
基本コースを年末に修了され、年明けから礼装3回コースに進まれました。
まずは初回の着姿です。
基本コースでしっかりと着物の着方はマスターされていらっしゃるので、サクサク進まれ袋帯の二重太鼓の完成まで進みました。
もちろん礼装着物のポイントもプラスアルファお伝えしながら着ていただきました。
もうこのまま式に行けるね!というくらい綺麗に決まりました。
はじめての二重太鼓
礼装着物には袋帯を締めます。
帯結びは二重太鼓と言われる結び方です。
二重太鼓は名古屋帯の一重太鼓と形は似ていますが、結び方は全く違います。
はじめての二重太鼓でしたがとても綺麗な形に決まりましたね!
正方形の形もたれ先の長さもバッチグーです。
全体でみると・・・
後ろ姿です。
全体でみるとやや帯結びが左に行ってしまっている・・・。
これはきっと帯枕を背中に当てる時に鏡を見ながらしてしまったからだと思います。
これは次回の課題ですね!
でもその他は綺麗にお召しですよ。
衣紋の抜きもボブスタイルに合わせたやや抜き気味で。
裾つぼまりで床すれすれの長めの丈もいいですね。
礼装3回コース第2回目
礼装3回コースの第2回目の着姿です。
今回は卒業式にお召しになる予定のコーデでレッスンご受講くださいました。
総絞りの菊菱柄の付け下げ豪華で素敵です。
絞りのお着物はしぼがあって空気を含んでくれるので暖かいのが特徴。
まだ寒い卒業式のシーズンにいいですね。
それに着崩れにくいという利点もあります。
衣紋はもう少し抜き気味でOK
後ろ姿です。
衣紋は抜けているのですが、Sさんのボブの髪型ではもう少し抜き気味でOKです。
髪の毛と衿の間に肌が見えるともっとすっきりとした印象になりますよ。
裾合わせはいつもながらばっちりですね。
この着物と帯はSさんのお母様のものです。
家族で受け継げるお着物ってやはりいいですね^^
二重太鼓の復習
二重太鼓の復習です。
二重太鼓を結ぶのはこれで2回目ですが手順もしっかりと頭に入られていましたね!
手順は少々ややこしいのに素晴らしいです。
しかも今回はきっちり帯枕を真ん中につけられていますよ。
礼装3回コース第3回目最終レッスンでの着姿
いよいよ最終レッスンです。
前回から1ヶ月以上空きましたが
お家で練習頑張ってくださっていたそうです。
今回は入学式にお召しになる予定のコーデで。
こちらのコーデはわたしと一緒に船場センタービルに買い物に行った時購入したコーデです。
実はSさんわたしの同い年の従姉なんです。
親族サービス(笑)で同行ショッピングいたしました。
その他のお生徒さまも有料ですが
ご依頼があれば同行ショッピングいたしますのでいつでもお声がけください。
正方形に綺麗に決まった二重太鼓
二重太鼓はもう声掛けなしでもサクサクと結ばれましたね。
正方形の形も綺麗ですね!
帯の柄もいいわぁ♡
ほんとこの帯買ってよかった!と喜んでもらえて私も嬉しかったです。
文句なしの後ろ姿
さて前回もう少し衣紋は抜き気味でOKとおつたえしましたが、今回はいい感じですね!
髪の毛と衿の間に肌色の部分が見えていらっしゃいます。
これですっきりした後ろ姿に^^
裾合わせ、帯の位置、全体的なバランスもとってもいいかんじですよ!
後日、無事に着れたよ~!
とお写真も見せていただきました。
着崩れることなく綺麗に最後まで着れたようでわたしもホッといたしました^^
Sさんご受講ありがとうございました。