お生徒様の着姿
Kさん不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第8回目~10回目レッスンレポ
背が高い方の衣紋はやや抜き気味でOK!
大阪京橋のマンツーマン個人着付け教室きものたまよりの堤千草です。
1年前に浴衣・半幅帯コースに通われていたKさん。
次は着物も!ということで1年越しで着物のコースへお越しくださいました。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第8回目~10回目のレッスンレポです。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第8回目の着姿
全12回の不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースの第8回目。
もうコースは後半戦に突入です。
着物の着姿ももうすっかり安定感のある着姿になっていらっしゃいますね!
左右対称の美しい衿合わせ
左右対称のとても綺麗な衿合わせです。
衿合わせがきっちりと決まると全体の印象がガラリと変わります。
半衿の出具合も適度でいいですね。
細すぎず、太すぎず。
ポイント柄の名古屋帯で一重太鼓
ポイント柄の名古屋帯で一重太鼓の回でした。
柄の範囲が縦に長めの帯で
帯山から柄が来ても違和感のない柄行きだったので帯山から柄をだしています。
高身長の方の衣紋の抜き具合
衣紋の抜きが程よくすっきりした印象になりますね。
Kさんは髪の毛をアップにされるのでうなじが見えますが、ご身長も高い方なので少し抜き気味でも様になられます。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第9回目の着姿
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第9回目の着姿です。
今回はお着物を替えられて。
いつもは広衿のお着物でレッスンですが、このお着物はバチ衿仕立ての物でした。
今回も衿合わせとても綺麗に決まっています。
お着物が変わると大きさや生地感、重さなどいろいろ変わるのですが、基本の手順さえ頭に入っていればどんなお着物でも大丈夫ですね^^
ポイント柄の帯の復習の回
第9回目はポイント柄の名古屋帯での一重太鼓の復習の回です。
全通・六通柄の帯の一重太鼓の応用編となるのがポイント柄の名古屋帯での一重太鼓です。
この不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースは新しい単元ごとに必ず復習の回が入ります。
正方形の形が綺麗ですね。
たれ先の長さもちょうどいいです。
もちろん柄合わせもばっちりですよ!
裾合わせが長目で綺麗
後ろ姿です。
裾つぼまりの形が綺麗ですね。
長目の裾合わせもとてもいいと思います。
前回より控えめの衣紋ですが、髪の毛をアップにされているのですっきりした印象になっておられます。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第10回目の着姿
そして第10回目のレッスンです。
帯は全通・六通柄の帯に戻って
新しい帯結びの回になります。
うしろは角出しという帯結びになっています。
角出し結び
Kさん角出し結びをはじめて結んでみました!
帯枕を使わず紐で帯山を作ります。
下に行くほど下膨れのコロンとした可愛い形になります。
一重太鼓は正方形ですが
この角出しは横長に作ります。
角出しの時の後ろ姿
角出しは帯枕を使わないのでこのように帯山が低めになります。
一重太鼓はかたい印象になりますが
角出しは砕けた印象になりますね。
これが結べれば着物上級者と思われること多いですよ^^