お生徒様の着姿
Tさん礼装4回コース→不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第5回目~6回目レッスンレポ
初釜に向けて礼装着物&二重太鼓を先に習得
大阪京橋のマンツーマン個人着付け教室きものたまよりの堤千草です。
昨年の夏に浴衣・半幅帯コースを修了されたTさん。
11月からは不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースに進まれました。
初釜に礼装着物で出席されることになり基本コースの間に礼装4回コースを挟んでレッスンいたしました。
礼装4回コース第4回目最終レッスンでの着姿
礼装4回コース第4回目最終レッスンでの着姿です。
最終レッスンにふさわしい綺麗な着姿ですね!
凛とした佇まいです。
帯周りです
帯周りのアップです。
帯揚げも帯締めもどちらもゆるみなくビシッと結べていらっしゃいますね。
帯揚げと帯締めはわたしが一番使いやすいとおすすめしているものです。
帯揚げは縮緬
帯締めは冠組
縮緬はしわになりにくいですし
冠組の帯締めは裏表が分かりやすく、結びやすいです。
どちらも普段着にも礼装にも合わせることのできるものなのもいいですね。
柄合わせばっちりな二重太鼓
この袋帯結構難易度が高めの物になります。
なぜなら右下の鳳凰の柄に注目。
お太鼓とたれ先の部分の柄がつながるようにできています。
これは帯枕を当てる位置によって繋がったり、繋がらなかったりするので難しいのです。
でも帯の回ずっと成功続きでTさんとてもお上手です!
後ろ姿です
一つ紋のついた色無地ですね。
礼装らしく長めの裾合わせで
髪の毛で隠れていますが衣紋もすっきりと抜けておられました。
Tさんは礼装着物で初釜に参加されるということで基本コースの途中で礼装コースに進まれました。
次回からはまた不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースに戻られます。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第5回目の着姿
初釜も終わり、その後はご多忙で約2か月ぶりのレッスンにお越しくださいました。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第5回目です。
第5回目は全通・六通柄の名古屋帯での一重太鼓の前半の回になります。
後ろはほぼ完成形に
礼装コースとはお着物かえられましたね。
爽やかな水色の色無地です。
紋がないので帯によって礼装にも普段着にもなるのでいいですね。
お太鼓の大きさも全体のバランスから見てもいい感じです。
もう礼装コースを修了されているので、お着物の手順はサクサクと進まれました。
前半は正方形の形を作るところまで
第5回目はお太鼓の正方形の形を作るところまでが単元です。
袋帯を先にされていますが
名古屋帯の一重太鼓と見た目は似ていても
長さがだいぶ違うので全く違う手順になります。
Tさん上手に正方形の形作られておられます。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第6回目の着姿
第6回目の着姿です。
今回で全通・六通柄の名古屋帯の一重太鼓の完成の回になります。
今回はお持ちくださった博多帯で結ばれました。
通年使える博多帯
博多帯いいですね。
この帯は透け感がなくても夏にも締めれる帯になります。
紗献上や紗博多という夏だけ締めれる博多帯もありますが、このように透けていない普通の博多帯も夏場OKなので通年結べる帯となります。
粋な雰囲気なので浴衣にも合いますね。
はじめて結ぶ帯でしたが、綺麗に正方形の形作られています。
美しい後ろ姿
衣紋の抜きも◎
裾合わせも裾つぼまりでいいですね。
ほんの少し踵が見えていますが
普段着着物の場合は床から2㎝程度までなら上がっていてもOKです。
とても綺麗な後ろ姿だと思います。