お生徒様の着姿
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースTさん第5回目~8回目
七五三のため先に礼装コースを修了してから基本コースの帯結びのレッスンへ
大阪京橋のマンツーマン個人着付け教室きものたまよりの堤千草です。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースと礼装4回コースに同時申し込みをされたTさん。
お子様の七五三にご自身もお着物で参拝できるようにと基本コースの4回目の着物の着方まで進んだ後、先に礼装4回コースに進まれ修了されました。
今回は礼装コース後、基本コースに戻られて帯結びの回の5回目~8回目での着姿をご紹介します。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第5回目の着姿
礼装4回コースを先に修了後、不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースの帯結びの回に戻って、第5回目からスタートです。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースの最初の4回と礼装コース4回とレッスンしてこられているので、着物まではスイスイと進まれました。
第5回目は帯の前半でまだ帯揚げは仮結び、仮紐もついている状態です。
第5回目はお太鼓の形を作るところまで
お太鼓の形が出来ましたね!
正方形で綺麗です。
たれ先の長さもちょうど良いかんじ。
先に習得された二重太鼓とぱっと見は似ていますがお太鼓の部分が一重か二重化のちがいになっています。
なので結び方が全然違いますよね。
裾つぼまりの形がとても綺麗ですね
後ろ姿です。
Tさん、裾つぼまりの形が特に綺麗ですね!
背中や腰回りにも空気感がなく身体にピタっと沿っているのが美しいです。
帯山も高い位置につけられています。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第6回目の着姿
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第6回目での着姿です。
前で留めていた手先をお太鼓の中に収納し帯締めで固定。
帯揚げも結び仮紐をとって完成形まで進みました。
今回も全体的にとても綺麗にお召しですね!
一重太鼓の完成・お太鼓部分
前回のお太鼓のアップと比べると見た目的には変わらないのですが、前回はお太鼓の下線に仮紐が通っていました。
今回は手先が通って帯締めも通っていて、仮紐が取れた状態です。
仮紐を取るとお太鼓の下線がぼよーんと身体から浮いてしまうことが多いですが、身体から浮くことなくしっかりと身体に沿っていますね。
これは手先の底がしっかりとお太鼓の底に沿っているからです。
全体の後ろ姿です
衣紋もすっきりと抜けていて綺麗ですね。
普段着らしく抜きすぎず、そうかといって詰まりすぎず。
お太鼓の山も高くていいですね。
目線が上に行くので足が長く見えます。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第7回目の着姿
そして第7回目です。
この回は柄合わせのない六通または全通柄の名古屋帯の一重太鼓の復習の回です。
今回は帯を替えて結ばれました。
今回も綺麗な着姿です。
前は特に上半身に空気感なく身体にピタっと布が沿った形でお召しになっているのが素晴らしいですね。
実は前回から2か月半ぶりのレッスンでした
実はTさんお仕事が繁忙期だったため前回から2か月半ぶりのレッスンでした。
あんまり練習はできていなかったということでしたが、間に七五三の本番があり、お着物でお出掛けされていたので、そのおかげで2か月半ぶりでのレッスンでもサクサクとお着物お召しでしたね。
それに今回は一重太鼓の復習の回だったというのも良かったですね。
今回も綺麗な一重太鼓ができました
一重太鼓のアップです。
今回もとても綺麗な正方形の形に仕上がりました。
手先の長さも絶妙です。
お太鼓の下線も体から浮かずに沿っています。
お太鼓の左端から手先の先が見えていますが、お太鼓の底に沿っているのがわかりますね。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第8回目の着姿
そして第8回目のレッスンです。
今回から帯の種類が変わります。
柄合わせの必要なポイント柄の名古屋帯での一重太鼓です。
前の柄合わせの手順が加わります。
後ろの柄合わせも全通・六通柄の名古屋帯とはかなり変わってきます。
前の柄合わせもバッチリです
帯周りのアップです。
前の柄合わせいいところに来ていますね。
柄はど真ん中から左右に1-2㎝ずれてOKです。
帯締めも帯揚げもキリっと結ばれています。
左右対称の衿合わせもどうぞ
衿合わせもご覧ください。
左右対称でとても綺麗です。
Tさんは礼装コースを先に修了したので、衿の幅は礼装っぽい細目ですね。
白半衿だとこれくらいが清楚でいいですね。
もちろんもう少しだしてもOKです。
美しい後ろ姿です
後ろ姿、とても美しいですね。
衣紋の抜きも正統派で綺麗ですね。
背中や腰回りに空気感がないのも相変わらずいいかんじです。
お着物や帯は大学時代に京都の骨董市で購入されたものが多いそうです。
10年以上の月日を経て、陽の目をみたお着物たちきっと喜んでいますね。
柄合わせのある一重太鼓にチャレンジ
柄合わせのあるポイント柄の帯で一重太鼓にチャレンジの回です。
ポイント柄の帯はお太鼓柄ともいいますね。
いい位置に柄が来ています。
柄の範囲が広めなので帯枕の山から柄が始まるように。
そうするとメインの竹の中の柄が正方形の真ん中から上の範囲に来るので、後ろから見た方が目線がやや上目に行くので、とてもスタイル良く見えると思います。
次回はポイント柄の帯での一重太鼓の復習の回になります。
またレポいたします。