息子さんの小学校の卒業式に向けて着付けレッスン・基本コース前編

基本コース第２回目の着姿

第２回目は着物の裾合わせまで。

第1回目は長襦袢まででその復習もしっかりとします。
実は一番難しいのが長襦袢。
でも長襦袢を綺麗に着れるようになると着物の半分は成功したようなものです。
長襦袢は一番の土台になってくれる部分なので。

そして着物の裾合わせ前からみたかんじもバッチリです。
自分からみて右の裾が少しだけ上がっている感じが綺麗に見えるコツです。

後ろの裾合わせもバッチリ～基本コース第２回目

後ろの裾合わせ。
裾つぼまりになっていて床すれすれの長めの感じがとても美しいです。

この裾つぼまりという形。
下に行くほど細くなっている形です。
これができていると後ろ姿がほっそりとスタイル良く見えます。

基本コース第３回目

こちらが基本コース第３回目の着姿。
着物の上半身の部分(衿合わせ、背中の空気＆シワとり、おはしょり調整)をします。

着物のカテゴリーの中ではここが手順が多くて、難しいところかもしれません。
でも初めての衿合わせでこの着姿。
とってもいい感じですよ。

おはしょりがとっても綺麗～基本コース第３回目

おはしょりのアップをどうぞ。
まっすぐでピタっと体に沿っています。

ここに空気が入っていると帯を締めた後
フレアスカートのように広がるのでご用心です。

今回も綺麗な後ろ姿～基本コース第３回目

さて後ろ姿です。
今回も裾合わせが裾つぼまりで綺麗に出来ていますね。
衣紋もすっきりと抜けていてとても美しいです。

後ろのおはしょりのくちゃくちゃはこれは帯を締めると見えなくなるところなのでＯＫです。

第４回目の着姿

そして基本コース第４回目の着姿です。
基本コースの方は不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースと違って復習の回は設けず、帯に早速進みます。

まだ前からは工事中という感じですが・・・

後ろ姿はほぼ完成！～基本コース第４回目

後ろ姿はほぼ完成のような見た目になっています。
はじめての帯結び、お太鼓ができています。

正方形の綺麗な形～基本コース第４回目

まずは六通柄または全通柄とよばれる柄合わせのない名古屋帯で一重太鼓のレッスンです。
正方形の綺麗な形の一重太鼓ができています。

前回あったうしろのおはしょりのくちゃくちゃは帯でかくれているでしょう？

基本コース第５回目ついに完成！

そしてそして基本コース第５回目レッスン。
前も整えて、ついに帯まで完成です！

はじめての完成でこのクオリティは素晴らしいと思います。
着物や帯に空気感がなくピシッと体に沿っている感じです。

難しい帯揚げもこの通り～基本コース第５回目

初心者さんにとって難関の帯揚げ＆帯締め。

帯締めはとにかくきつく結べるように。
帯揚げは飛び出す絵本にならないように(笑)←以前通っていたお生徒さんがおっしゃっていました。

帯揚げの飛び出す絵本というのは空気感満載でゆるゆるな感じのことです。
Ｉさんはビシッと結ばれて飛び出していませんよね。

正方形の一重太鼓も～基本コース第５回目

正方形の一重太鼓もできています！
硬めの帯だったので綺麗な形ができていていいですね。

一重太鼓をビシッとするコツは
帯枕の当てる部分のシワは入念にとる！
一重太鼓の正方形の下線と中に通した手先の底は添わせる！くっつける！手先の底を押し当てる！といった方がいいかも。

そうするとビシッと決まります。

完璧な後ろ姿～基本コース第５回目

そして後ろ姿をご覧ください。
衣紋も詰まらずすっきりと抜けています。
Ｉさんは特に衣紋がとても毎回お上手でしたね。

背中にも空気やしわなく
お太鼓も正方形でビシッと。
裾つぼまりで床スレスレの裾合わせもバッチグーです。