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帯結び上達のために必要なこと【大阪京橋の着付け教室きものたまより】
2018年9月16日(日)
~帯結び上達のために必要なこと~
こんにちは。
大阪京橋のマンツーマン着付け教室
きものたまよりの堤千草です。
不器用さんと練習嫌いさんのための
基本コースご受講中のMさんのレッスンレポです。
全12回のコース5回目~8回目のレッスンレポです。
Mさんはことしのはじめに
着せ付けレッスンの単発をご受講くださいました。
着付けのお仕事をされていて
振袖の変わり結びのレパートリーを
増やすためにお越しくださいました。
今回は他装ではなく自装のために
不器用さんと練習嫌いさんのための
基本コースをお申込みくださいました。
5回目のレッスンでは
総柄の名古屋帯の一重太鼓の
前半部分までレッスンしました。
前半部分は帯を巻いて
お太鼓の形を作るところまでです。
正方形のお太鼓の形ができました!
帯を巻いても衿合わせが全然崩れていませんね。
これは胸紐の強さがちょうどよい証拠。
着物の胸紐はアンダーバストの位置になり
強く締めすぎるとかなりしんどくなるので
しんどくならない程度に衿が崩れない
程度の強めにという絶妙な加減が必要です。
どのように締めれば絶妙な加減になるのか
をレッスンでは詳しく説明します。
Mさん絶妙な加減で結べています!
そして6回目のレッスンで帯の後半。
帯締め帯揚げもきっちり結んで
総柄の帯の一重太鼓が完成です。
とても綺麗な完成形の着姿ですね!
前回よりもすこしほっそりした半衿の出具合。
半衿はほっそり目なら粋でかっちりした印象に。
太めに出すとはんなりカジュアルな印象になります。
これはコーデやご自分の好みで
変えてもらって大丈夫です。
帯締めも帯揚げもゆるみなく
結ぶことができています。
今回も正方形の帯結びが綺麗に結べています!
後ろ姿です。
衣紋の抜き加減が絶妙ですね。
まあるく衣紋が抜けて
可愛らしいはんなりした小紋の着物に
とてもよく似合っています。
裾合わせは床すれすれの長めの着丈。
長めだとエレガンスな印象になります。
裾つぼまりの形もとても綺麗ですね。
そして7回目のレッスン。
総柄の帯で一重太鼓の復習の回です。
他装もお仕事でされているので
サクサク進まれるので今回は
お持ちの帯と教室の帯でも結んでいただきました。
今回も全体的に綺麗な着姿です。
後ろ姿です。
衣紋の抜きが若干違うのは
右の帯結び完成の後詰まった衣紋を
元の位置に戻して開けるために
最後の仕上げをしたためです。
詰まった衣紋は帯結びをしたあとでも
実は戻せるんですよ^^
ご自身の帯で一重太鼓。
教室の帯で一重太鼓。
どちらの帯でもとてもお上手に結べています!
帯によってかなり結びやすさ結びにくさ
というのが違います。
その理由は帯の素材だったり中の芯や
帯の生地の硬さの違いだったり様々です。
色んな帯で練習したり
お持ちの帯の癖を知ってそこに注意して
結んであげるとどんな帯でも
綺麗に結ぶことができます^^
なので色んな帯で練習することが
上達への近道ですね。
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23日(日)10時~・15時半~
27日(木)13時~・15時半~
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堤 千草
20代前半の頃に実家の箪笥に眠っている祖母や母の着物を着てみたいと思ったのがきっかけで着付けを習い始めました。
毎日着物で生活してみたい、わかりやすい着付けを伝えていきたいと思い、着付け講師の道へ。
マンツーマンならではの、その方に合わせたペースのレッスンで、短期間で綺麗に着物を着ることができるようになるとお生徒さんから好評をいただいております。