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衣紋の抜き加減と平成細雪の話など【大阪京橋の着付教室きものたまより】
2018年1月28日(日)
~衣紋の抜き加減と平成細雪の話など~
こんにちは。
大阪京橋のマンツーマン着付け教室
きものたまよりの堤千草です。
今日はわたしの最近のレッスンコーデを
ご紹介させていただきます。
雨の日のレッスンはこれ!
というほど定番のウールの着物。
肌触りも柔らかくて
とても着心地がいいんです。
茶色の千鳥格子。
紅型の帯を合わせました。
和洋折衷なかんじ。
帯は角出しを。
壁にへばりついて後姿を
撮影しています 笑
こちらは祖母の白大島。
幾何学模様の帯を合わせました。
どんな帯でも合いやすい着物ですが
この帯が一番合わせているような。
八掛の色とリンクさせたくなって
どうしてもこの帯に手が伸びがちです。
チロリアンテープにありそうな柄。
なのでチロリアン大島と呼んでいます。
少し衣紋抜き過ぎかな。
葉っぱのようなハートのような柄。
こちらは白地に赤のステッチが入っている紬。
着物がシンプルなので紅型の帯を主役に。
上の着物とは衣紋の抜け具合が
明らかに違いますね。
でも私は抜き気味が好きです。
衣紋は詰めると堅めに
抜くと玄人感が出ますね。
抜き過ぎは少し下品になります。
今しているBSプレミアムの平成細雪の
女優さんの衣紋の抜き加減は
船場のご寮さんというかんじで
とても上品な抜き加減だなぁと
見惚れています。
(画像はこちらからお借りいたしました)
衣紋の抜きがわかる画像。
もちろん着付け自体も上品。
細雪は戦前の船場と芦屋が舞台ですが
今回は平成一桁台のバブル崩壊後の
船場と芦屋に舞台を移しています。
わたしは啓坊が好きでね 笑
あんなへたれのボンボンタイプの男が
タイプです(一番あかんやつ)
啓坊役の福士誠治さんええわぁ^^
関西の人じゃないのに演技が上手です。
さて、話はもどって・・・
紅型の帯。
コーデが華やかになります。
こちらは梅柄の綸子の着物に
スワトウ刺繍が織り込まれた塩瀬の帯
を合わせたコーデ。
こちらのコーデもテッパンです。
着物の八掛が紫色なので
帯締め帯揚げも紫がかった同系色で。
お太鼓に結んでいます。
どんな着物にも合わせられる万能帯です。
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https://tamayori.com/2018/01/24/post-16584/
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堤 千草
20代前半の頃に実家の箪笥に眠っている祖母や母の着物を着てみたいと思ったのがきっかけで着付けを習い始めました。
毎日着物で生活してみたい、わかりやすい着付けを伝えていきたいと思い、着付け講師の道へ。
マンツーマンならではの、その方に合わせたペースのレッスンで、短期間で綺麗に着物を着ることができるようになるとお生徒さんから好評をいただいております。