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美しい着付けのポイントは長襦袢にあり①まずはサイズが重要編

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大阪京橋のマンツーマン着付け教室

きものたまよりの堤千草です。

 

今日は着物の土台となる

長襦袢の着方のコツについて綴ります。

 

全4回のシリーズの第1回目です。

 

第1回目の今回は

長襦袢のサイズの重要性についてお伝えします。

 

美しい着物姿を実現するのに

着付けで一番気をつけるところは

長襦袢の着方です。

 

きものたまよりで定評のある

綺麗な左右対称の衿合わせ

すっきりと抜けた衣紋

この長襦袢の着方で決まります。

 

まずは着方の前に

長襦袢のサイズが重要となります。

 

きものたまよりのお生徒さんは

お家に長襦袢がある方にはレッスン初回に持参していただきます。

 

でもみなさんサイズが

自分の体型よりも小さめを持ってこられる方がほとんどです。

 

長襦袢のサイズというと

丈の長さのことを気にされる方が

ほとんどなのですが

 

問題は丈の長さではありません。

 

丈の長さは長ければ身上げすれば大丈夫です。

 

短く感じる場合でも

長襦袢は着物の下に隠れるものなので

そんなに気にしなくても大丈夫です。

 

では長襦袢のどこのサイズを

一番気にしないといけないのか・・・

 

答えは

 

身幅の広さです。

 

まずは身幅が合っている長襦袢をみていきましょう。

 

 

長襦袢

 

 

前身頃の向かって左端にご注目。

 

上前の端がきちんと身体を包んでいます。

 

次に身幅が合っていない長襦袢

 

 

長襦袢

 

 

上前の布が左端までいかず

身体をきちんと包めていません。

 

こういう身幅の小さい長襦袢で

着付けても衣紋は抜きにくい上

衿合わせも老けて見える鋭角にしかなりません。

 

 

衿合わせを比べてみると一目瞭然です。

 

長襦袢

 

 

左は衿の角度が90度で身体の中心で交差できています。

 

右は衿の角度が鋭角で交差するところも

やや右寄りに交差も喉のくぼみよりも

かなり下にいくのでだらしない印象に。

 

さらに着物をこの上から着ると

交差の角度はやや鋭角気味になるので

もっと老けただらしない印象になってしまいます。

 

なので美しい長襦袢の着姿には

身幅の合った長襦袢を着ることが大前提となります。

 

市販の仕立て上がりの長襦袢は

今まで何枚もサンプルで購入してきました

がS~Lサイズのサイズ展開があっても

身丈が長くなるだけで身幅はほとんど変わらないものがほとんどです。

 

その中でも身幅が広い長襦袢を

扱っている店舗を数か所をみつけました。

 

きものたまよりのお生徒さまには

初回レッスンで購入先などをお伝えして

サイズの合った長襦袢をご案内しています。

 

だいたい3000円~5000円台と

安価で購入できるものです。

 

マイサイズがわからない!という方は

体験レッスンでもサイズをみさせて

いただきますのでぜひご利用ください

 

手ぶらで1デイ体験レッスン 

 

その際はご自宅にある長襦袢を

お持ちくださっても大丈夫ですよ。

サイズを見させていただきます。

 

②美しい仕上がり編 

 

 

 

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大阪着物着付け教室講師堤千草

堤 千草

20代前半の頃に実家の箪笥に眠っている祖母や母の着物を着てみたいと思ったのがきっかけで着付けを習い始めました。
毎日着物で生活してみたい、わかりやすい着付けを伝えていきたいと思い、着付け講師の道へ。

マンツーマンならではの、その方に合わせたペースのレッスンで、短期間で綺麗に着物を着ることができるようになるとお生徒さんから好評をいただいております。

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