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【浴衣問題】浴衣として着る?着物としても着れる?/大阪の着付け教室きものたまより
大阪京橋のマンツーマン着付け教室
きものたまよりの堤千草です。
ここ数年、浴衣を着物として着るのが
結構流行っていますよね。
着物として着るというのは
下に長襦袢を着て着物風にみせるということ。
ここでよく聞かれるのが
「着物として着れる浴衣はどんなのですか?」
「わたしのこの浴衣は着物としても着れますか?」
などです。
今回は
『そのまま浴衣として着た方がいい浴衣』
と
『着物としても着れる浴衣』
について解説しますね。
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まずは
『そのまま浴衣として着た方がいい浴衣』
上記のような綿コーマといわれる
昔ながらの生地のもの。
綿100%で透け感が全くないものです。
こちらも綿コーマ。
そして柄行も古典的でザ・浴衣といった感じでしょうか。
こんなかんじで透け感0な
綿コーマの浴衣はそのまま浴衣として
着た方がカッコいいですね。
では次に
『浴衣の方がおすすめだけど着物としても着れる浴衣』
絞りも透け感はないので
どちらかというと着物としてではなく
浴衣の方がカッコいいですが
着物として着てもまぁいいかなぁというかんじ。
そして
『着物としても着れる浴衣』
こちらは綿紅梅といわれる生地で透け感もあります。
生地はアップはこんなかんじ。
細かい格子状の生地が特徴で
生地自体に「勾配」があるため
字を変えて「紅梅」となっています。
木綿の生地は綿紅梅、絹は絹紅梅と呼びます。
着物として着るとこんなかんじ。
こちらはセオαという東レから出ている
涼しいポリエステルの生地の浴衣。
透け感はそんなにないのですが
ポリエステルはツルツルしているので
綿コーマよりも軽いかんじで
着物として着てもよしです。
着物と着たらこんなかんじ。
その他、全体の画像はないのですが
絽の目が入った「綿絽」の浴衣も着物として着れます。
生地のアップはこんな感じです。
絽と呼ばれる目が透けているのが特徴です。
もっと詳しく知りたい方はこちらの本がおすすめ。
着物として着れる浴衣のことはもちろん
大人に似合う浴衣のコーデについて
詳しく紹介されていますので
おすすめの本です♡
今年もレッスンやイベントで
たくさんの浴衣のお姉さん方を
見られるのが今から楽しみです^^
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堤 千草
20代前半の頃に実家の箪笥に眠っている祖母や母の着物を着てみたいと思ったのがきっかけで着付けを習い始めました。
毎日着物で生活してみたい、わかりやすい着付けを伝えていきたいと思い、着付け講師の道へ。
マンツーマンならではの、その方に合わせたペースのレッスンで、短期間で綺麗に着物を着ることができるようになるとお生徒さんから好評をいただいております。