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色気もただよう、半襦袢の時の下着はコレ!/大阪の着付け教室きものたまより

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大阪京橋のマンツーマン着付け教室

きものたまよりの堤千草です。

前回の記事で袖丈が長かったり

裄が短いお着物には

筒袖半襦袢を合わせることをご紹介しました。

今回は、半襦袢の時の下半身の下着について綴ります。

 

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写真のようにアンティーク着物はだいたい裄と袖丈が手持ちの長襦袢とは合いません

手前の着物は裄62㎝の袖丈66㎝
奥の着物は裄63㎝の袖丈63㎝です。

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筒袖半襦袢は、肌襦袢に衿がついたものなので、裄や袖丈を気にする必要はありません。

汚れたら洗濯機で洗えるので、普段着着物を着る人にとったらすごく重宝すると思います

さらしで出来ているので、滑りにくく、初心者の方でも正絹やポリの長襦袢よりも衿合わせがしやすかったりすると思います。

そしてフェイスブックで「半襦袢ということは下半身はどうするんですか?」と質問いただいたので今回は、半襦袢の下の下着のこともご紹介させていただきます

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半襦袢の下は裾除けだけでOKなのですが、裾除けってちょっと透けている感じがして私は心もとないなぁと感じるので、そんな時は赤いベンベルグの裾除けを巻きます。

これだと透けることはないですし、もし着物から見えてしまってもそんなに見苦しくないかなと思います

それに赤いものを下着に身に着けるといいといいますしね
赤いパンツもはやりましたよね

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それに半襦袢て長襦袢と比べて色気がないと思うんです・・・

元々、半襦袢が先にあって、長襦袢は花街の女の人が流行らせたものということで、長襦袢の方が色気があるんですよね。

でも半襦袢を着ても、下が赤い裾除けだとちょっと色気も回復したかな?なんて自己満足で思っている私です

それから寒い日は、この赤い裾除けと普通の白の裾除けを2枚巻くこともあります。

空気の層ができてとても暖かいです

(私は、着物の時はレギンスなしでいつもこれです)

裾除けを選ぶ際におすすめは、ベンベルグやキュプラなどの素材をえらばれると良いと思います。

ポリエステルだと静電気が発生して肌荒れの原因になったりしますが、ベンベルグとキュプラは化学繊維ですが、静電気は起こりません

半襦袢でも色気をつけたい人は是非赤の裾除けを

大阪着物着付け教室講師堤千草

堤 千草

20代前半の頃に実家の箪笥に眠っている祖母や母の着物を着てみたいと思ったのがきっかけで着付けを習い始めました。
毎日着物で生活してみたい、わかりやすい着付けを伝えていきたいと思い、着付け講師の道へ。

マンツーマンならではの、その方に合わせたペースのレッスンで、短期間で綺麗に着物を着ることができるようになるとお生徒さんから好評をいただいております。

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