お生徒様の着姿
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースОさん、Kさん、Fさん
レッスン後にそのままの着姿で文楽公演にお出掛け
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースに通われている3名さまの着姿をご紹介します。
きものたまよりはマンツーマンレッスンなので皆様別々に通われている方です。
Oさんは第5・6回目、Kさんは第6回目、Fさんは第5回目のレッスンです。
Oさん不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第5回目
不器用さんと練習きらいさんのための基本コース第5回目は、六通柄または全通柄の名古屋帯で結ぶ一重太鼓の回の前半になります。
目標としてはお太鼓の下線を決めるところで終了の回なのですが、近々の文楽の公演に着物でお出掛けできればというご希望だったので、それに向けて少しスピードアップしてコースの前半は通常の目標よりも先先行く形でレッスンさせていただきました。
この回で帯まで一通り出来上がった状態になりお出掛けできるスタイルに。
文楽公演まであと1回あったので次回は復習回になります。
衿元も綺麗な仕上がりに
とても綺麗な衿元のまま完成しています!
左右対称で細目の白半衿が清潔感があってとても粋ですね。
ここの衿で着物姿の半分以上の印象が決まるといっても過言ではないと思います。
初めての一重太鼓
初めて結ばれた一重太鼓です。
硬すぎず柔らかすぎず程よい硬さの帯をお持ちくださいました。
とても結びやすかったと思います。
正方形の綺麗な形に作られていらっしゃいますし、たれ先の長さもちょうど良さそうです。
一重太鼓の後ろ姿
後ろ姿です。
衣紋の抜きもすっきり抜けていてとても美しいですね。
お太鼓の山も高めになっていて、綺麗です。
ここが低めだと年齢の印象がぐっと上がったり、疲れた風にみえるんですが、とても上手に若々しい後ろ姿になっていてとてもいいですね。
裾合わせも裾つぼまりの形が綺麗ですし、床すれすれの長めの裾合わせもエレガントですよ。
Kさん不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第6回目
Kさんの不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第6回目の着姿です。
通常の6回目は六通柄または全通柄の名古屋帯で結ぶ一重太鼓の回になります。
全体的に綺麗にお召しですね!
粋な衿合わせ
Kさんの衿元とても綺麗ですね。
白半衿を細目に、左右対称に。
喉のくぼみからやや下に合わせた衿合わせが粋な雰囲気です。
お持ちの着物の雰囲気ととても合っていますよ。
帯揚げと帯締めとおはしょりと
この回は帯揚げと帯締めをメインにレッスンさせていただきます。
帯揚げはしわなくゆるみなく帯の内側にしっかり収まるように。
帯締めも緩みなくしっかりと帯に吸い付くように。
下のおはしょりもしわなく身体に沿っていてとても美しいですね。
一重太鼓できました!
今回のメインは六通柄・全通柄の名古屋帯で結ぶ一重太鼓です。
正方形の綺麗な形の一重太鼓が出来ていらっしゃいますね。
六通柄は柄が帯全体の六割に入っているもの、全通柄は帯全体に柄が入っているものをいいます。
どちらも前や後ろの柄合わせの必要がないので結び方は同じになります。
Kさんの後ろ姿
やや衣紋が抜き気味かな~という感じなので、次回は長襦袢の時点でもう少しだけ控えめにしましょうかとお伝えしました。
Kさんは細身で小柄な方なのでもう少し控えめの方がバランス的に良さそうです。
帯山が高めなのとてもいいですね。
Fさん不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第6回目
Fさんの不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第6回目の着姿です。
いつも可愛いポージングでお写真を撮らせてくださったFさん。
第6回目ということで、六通柄・全通柄の名古屋帯で結ぶ一重太鼓の完成の回でした。
応用編を先に・絞りの帯揚げで本結び
お持ちくださったのが絞りの帯揚げだったので、絞りの帯揚げで結ぶ本結びをお伝えしました。
絞りの帯揚げと綸子や縮緬の帯揚げでは幅が違うので、折り方が少し違いますし、絞りの帯揚げはボリュームが出やすいので本結びの結び方も変わってきます。
先に応用編のこちらをお伝えしました。
一重太鼓
赤い地に丸紋がたくさん並んだ可愛い帯ですね。
はじめての一重太鼓です。
Fさんも正方形に綺麗な形に仕上がりましたね。
たれ先の長さも人差し指一本分でちょうど良いです。
少し斜めからの後ろ姿
少し斜めからの後ろ姿です。
Fさんも小柄な方なので衣紋の抜きは控えめな感じでもとてもいいですね。
帯山も高めでお若いFさんにピッタリです。
裾つぼまりで長めの裾合わせも◎です。
Oさん不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第6回目
再びOさんの着姿のご紹介です。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第6回目です。
通常6回目で帯の完成回ですが、文楽公演に向けてスピードアップメニューにしていたので今回は、六通柄・全通柄の名古屋帯で結ぶ一重太鼓の復習回です。
コース中盤でもうすっかり安定感のある着姿だと思います。
今回も綺麗な一重太鼓
今回もとっても綺麗な一重太鼓に仕上がりましたね!
黒地に赤のかっこいい帯が江戸小紋によく映えています。
帯の下の腰回りも身体にピタリと沿っていて裾合わせお上手な証拠です。
絶妙な衣紋の形と抜き加減
今回の後ろ姿もいいですね~!
衣紋の抜き具合が絶妙な感じです。
左右対称に弧を描いていて綺麗です。
アップにされたうなじもより美しく映えています。
実はこのレッスン後にそのまま文楽の公演にお出掛けされました。
結構こういう感じで午前中にレッスンに来られてそのまま文楽などの観劇に行かれる方やお出掛けされる方が多いんです。
着姿もばっちりで皆さんルンルンでお出掛けされます。