お生徒様の着姿
Sさん礼装コース、Hさん不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース、着せ付け単発レッスン
礼装着物と普段着着物の自装と七歳女児の着せ付け
礼装コースに通われていたSさん、不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースに通われていたHさん、着せ付け単発レッスン受講のIさんのレッスンでの着姿をご紹介いたします。
Sさん礼装コース最終レッスン
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースから始まって間に着せ付けコースを挟み、最後は礼装コースを受講されたSさん。いよいよ自装の最終レッスンです。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースの最初の方からとても綺麗にお召しだったSさん。
礼装の着物の着方もバッチリです。
最終レッスン最初は洒落袋帯で二重太鼓を結んでいただきました。
洒落袋帯とはなんぞや
洒落袋帯。
着物初心者さんには聞きなじみのないものかもしれません。
長さは普通の袋帯と同じで420cm以上の物です。
柄行きが袋帯だとかしこまった印象ですが、洒落袋帯はカジュアルな印象があり、普段着着物に結ぶ帯になります。
長さが袋帯と同じということは結び方も一緒で二重太鼓に結びます。
この帯、教室の帯なのですが、鮭の切り身に似ているので、わたしが鮭と呼んでいます。
それはさておき、とても綺麗な形にSさん結ばれていますね。
洒落袋帯での後ろ姿
帯山も高めで、お太鼓の形と大きさ、たれ先の長さもちょうどいいですね。
礼装着物らしく衣紋は抜き気味、裾合わせも床すれすれで長めに決まっています。
短い袋帯の結び方も復習
前回お伝えした短い袋帯でも対応できる二重太鼓の結び方で二重太鼓を結んでいただきました。
こちらの帯は、礼装用の二重太鼓です。
短い袋帯でも二重太鼓の見た目は同じ
短い帯で結ぶ二重太鼓でも見た目は同じ仕上がりになります。
短い袋帯ってどれくらい?
という感じかというと420cmなければかなり短いと思われるといいですね。
古いものだと結構あるのですが、だいたいそういう短いものは振袖用の帯結びに使う袋帯の方が多いような印象です。
420cm以上(長い場合は450cm台くらいまで)あっても、腰回りが大きい方には短くて、帯山を作るのを前でできずに、短い帯の結び方でしないと結べない場合もありますので、あくまで自分の腰回りのサイズに対してと考えていただくと良いと思います。
Sさんご受講ありがとうございました!
帯を二回巻いて締めても後ろも前も全く着崩れておられませんね!
これにてSさん礼装コースのご受講修了です。
Sさんからはすべてのコースを受講されたあとにご感想もいただいておりますので、またご紹介させていただきます。
Hさん不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第11回目
コースも残り2回です。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第11回目は角出し結びの復習回でした。
衿合わせ左右対称でとても綺麗ですね。
画像ではわかりにくいですが、刺繍半襟を付けておられたので、衿の出具合はたっぷり取られています。
コロンとた可愛い角出し
コロンとした綺麗な形の角出しができましたね。
角出しに結ぶ帯はこの下膨れの膨らみを保てるように、程よい硬さの帯が向いています。
程よい硬さってどれくらい?という疑問も出てくるかもですが、まぁ触ってふにゃふにゃでなければだいたい大丈夫かなと思っていただいても良いです。
ただ塩瀬の生地の帯の中の芯が柔らかいものはあまり向きません。
もちろん中の芯がしっかりしていれば大丈夫ですよ。
裾つぼまりが綺麗!帯山の高さも高くていいかんじ
角出しの後ろ姿です。
帯山角出しは低めになるのですが、Hさんとても高くできていて、とても若々しい後ろ姿になっていていいですね!
すそつぼまりの形もほっそりしていてとても上手です。
いよいよ次回は最終レッスンです。
その様子もまたご紹介させていただきます。
Iさん着せ付け単発レッスン・七歳女児
以前に着せ付け単発レッスンに通われて振袖の着せ付けを習得されたIさん。
今回はお知り合いの方から七歳の女の子の着せ付けをお願いされたそうで久しぶりにレッスンにお越しくださいました。
平帯で結ぶ子供の変わり結び
帯は平帯で変わり結びをお伝えしました。
付け帯のことも多いですが、もし平帯の場合は一から巻いて、結んでをしないといけないので焦らないように・・・。
私は正直、大人の変わり結びよりも子供の変わり結びの方がむずかしいな~と感じます。
なのでとても綺麗に結ばれていて素晴らしいと思います。
蝶々の羽根のように
左右対称の蝶々の羽根をモチーフにした帯結びです。
この左右対称という形が難しいですね。
アシンメトリーの方が誤魔化しが効きますからね。
Iさん左右対称にに綺麗に結べています!
Iさん久しぶりのご受講ありがとうございました。