お生徒様の着姿
Kさん不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第9~12回目最終レッスン
レッスン内容をカスタマイズして一重太鼓を極めよう
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コースに通われていたKさんのレッスンでの着姿のご紹介です。
今回はコース終盤の第9回目から最終レッスンの12回目までのレポートです。
Kさんは一重太鼓を極めるため、角出しの回を一重太鼓に振り替えられてコースを修了されました。
きものたまよりはマンツーマンレッスンですので、こういう風にその方に合わせた形でレッスンを組み立てさせていただいております。
Kさん不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第9回目
第9回目のレッスンはポイント柄の名古屋帯で結ぶ一重太鼓の復習回でした。
可愛らしい塩瀬の帯ですね。
このお着物ととてもマッチしていていい感じです。
ポイントの前の柄合わせもいいところにきています。
一重太鼓の後ろの柄合わせ
後ろの柄合わせもいいところにきていますね。
こういう縦の長さはそんなになくて横長の柄の場合は、お太鼓の山の部分からではなく正方形の中に柄が入るようにするといいですね。
正方形の中でもこのように上目に柄が来ていると足長効果が生まれます。
後ろ姿も美しく
衣紋もしっかり抜けていて綺麗ですね。
Kさんは背が高いので、背が高い方やふくっらとした方は衣紋は抜き気味がお似合いになります。
お太鼓の柄が上目にきていて足長効果が出ているのが全体的にみるとよくわかりますよね。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第10回目
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第10回目での着姿です。
本来ならこちらのコースの10回目は角出しのレッスンなのですが、まだ一重太鼓の結び方を完全にマスターできていないので不安ということで角出しのレッスンから一重太鼓のレッスンに変更させていただきました。
今回は柄合わせのない六通柄での一重太鼓です。
綺麗な正方形の一重太鼓
とても綺麗な形に結びていらっしゃいます。
一重太鼓の形は正方形が美しいです。
初心者さんから慣れた方でも、横長になったり縦長になったりとお太鼓の形を作るのがなかなか難しいのですが、Kさん毎回とてもお上手です。
着物も安定感があります
着物の着姿も安定感が回を追うごとに増してきていますよ。
帯締め、帯揚げの結び方も帯結びの最後にくる難関箇所ですが、徐々に上手になっております。
コツはどちらもとにかく締めてたるみを取るというところでしょうか。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第11回目
今回も角出しから一重太鼓の復習回に変更しました。
今回はお持ちの帯で一重太鼓です。
衿合わせも綺麗ですし、ポイント柄の前の柄もいい位置にきていらっしゃいます。
ボブスタイルに着物も良いですね
前回のレッスンから髪の毛を短くボブスタイルにカットされたKさん。
ボブタイルも着物にいいですね。
とてもお似合いでした。
柄の位置とお太鼓の大きさもパーフェクト
今回も綺麗に結べています。
お太鼓の大きさもバッチリですし、柄の位置もいいところにきています◎
たれ先の出ている長さもいいですね。
たれ先はお太鼓の底から人差し指一本分くらい出ているのがちょうど良い長さです。
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第12回目
不器用さんと練習嫌いさんのための基本コース第12回目は最終レッスンとなります。
いろんな帯で結んでいただいた方が経験になるので、今回は教室の帯を貸し出しして結んでいただきました。
この帯もポイント柄ですが良い位置に柄が来ています。
山から柄がでるように
この帯も縦の長さはそんなになくて、横長の柄なのですが、てっぺんの柄が少しだけ出ているところがあって、そこがお太鼓の山に載るようにしても全体のバランスが良さそうな帯なので、そういう風になるように結んでいただきました。
ポイント柄の名古屋帯の柄行きは色んなパターンがあるので、この帯の場合はどこに柄が来るようにしたらいいかというのを初心者さんは帯を結ぶ前に、帯枕を柄の上に当ててみてじっくり検証していただくのも良いと思います。
ご受講ありがとうございました!
最後のお写真です。
Kさんはコースの途中で急にお忙しくなりコース期限ぎりぎりにまとめて2コマ連続受講などを数回されながら頑張って最後までお越しくださいました。
お忙しい中お疲れ様でした。
そしてご受講ありがとうございました。
お時間ある時はお着物着てお出掛けぜひしてみてください。