お生徒様の着姿
息子さんの卒業式に向けて着付けレッスンSさん
息子さんの卒業式に向けて着付けレッスンSさん・基本コース前編
大阪京橋のマンツーマン着付け教室きものたまよりの堤千草です。
基本コースと礼装3回コースを同時申し込みされたSさんのレッスンレポです。
Sさんは息子さんの小学校の卒業式、中学校の入学式に向けて昨秋から着付けレッスンに通われていました。
1つ前のお生徒様の着姿でご紹介したIさんとご一緒に通われていました(きものたまよりはマンツーマンが基本ですがお二人のご希望でグループレッスンです)
基本コース第2回目の着姿
基本コース第2回目は着物の下半分の着付けまでレッスンです。
長襦袢は第1回目で着付けしながらサイズの合ったものをご紹介します。
楽天のショップで洗えるものでお安いものを最初はご紹介させていただきます。
長襦袢までは下着で汚れやすいのでここは洗えると安心です^^
サイズの合ったものをお召しなので、長襦袢の衿合わせがとても綺麗に決まっています。
もちろん着物の裾合わせもバッチリですよ!
裾つぼまりが綺麗!
後ろ姿です。
裾つぼまりがとっても綺麗に決まっています。
これが決まるととてもスタイル良く見えるんです。
そして床スレスレの長めの裾合わせもいいかんじです。
基本コース第3回目の着姿
第3回目は着物の上半身の回をメインに。
衿合わせをして胸紐でとめています。
画像では見えにくいですが細目に綺麗に半襟が左右均一に出ています。
おはしょりもバッチリ
おはしょりの調節もしています。
おはしょりは高さを均一にする&もこもこを取って体にピタっとすることが大事。
おはしょりを固定するのは伊達締めを使う教室もありますが、きものたまよりは紐で固定します。
理由はレッスンでお伝えしますね。
衣紋の抜け具合がとっても綺麗!
衣紋の抜け具合がとっても綺麗ですね!
ボブスタイルの方はアップスタイルの方よりも衣紋は抜き気味がおすすめ。
肌の部分を見せると首がながくほっそりした印象になります。
基本コース第4回目の着姿
基本コース4回目で帯に入ります。
まずは柄合わせのない六通柄または全通柄の名古屋帯で一重太鼓を作ります。
半分きたところです。なのでまだ前は工事中。
後ろはほぼ完成形
でも後ろは見た目はほぼ完成形です。
今回も裾つぼまりで床すれすれの裾合わせがとってもお上手ですね!
衣紋も前回よりは抜けていませんが肌の部分がみえています^^
これから衣紋の部分も安定して抜けるようにレッスンしていきましょう。
一重太鼓は正方形に
一重太鼓アップです。
正方形にキリっと結べています。
このお太鼓の下線を作って余りはお太鼓の中に入れて、たれ先を人差し指一本分出すという難関箇所無事成功いたしましたね!
基本コース第5回目の着姿
基本コース第5回目で一重太鼓の完成です!
頑張りましたねー^^
はじめての完成形なのに安定した着姿でございます。
帯揚げ&帯締め完成
今回のメイン作業は帯揚げ&帯締め。
これが初心者さんには難所となる部分です。
体験レッスン時に使いやすい小物類をご紹介させていただくのですが、わたしがおすすめしている「縮緬」の帯揚げと「冠組」の帯締めでバッチリ結べていますね!
縮緬は程よいしぼがあるのでしわになりにくくふっくらと結べます。
冠組は裏表がはっきりと分かるので初心者さんはわかりやすいと思います。
そして冠組の方は通年使えて礼装にも普段着着物にも合わせることができます。
衣紋が少し抜きすぎに・・・
今回は衣紋がやや抜きすぎた感があります。
レッスン中に程よい抜き加減会得していきましょう^^
何度もレッスンしてはじめて程よい着付けが体得していきます。
その他は文句なしの綺麗な着姿です。
正方形の綺麗な一重太鼓も完成!
前回との違いは手先がお太鼓の中に通っていて帯締めで固定されています。
帯の下線を決める仮紐は抜いています。
この仮紐を抜くと帯の下線のところがぼよーんとたるむ方がおられるのですが、Sさんはバッチリ決まっています。
これは手先がしっかりとお太鼓の下線に沿っているから。
手先の底の部分がお太鼓の下線から浮くとぼよーんとなります。
いつも下線がぼよーんとなるわという方はここを見直してみてくださいね♪