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女紋の話と最近の着物コーデ【大阪京橋の個人着付け教室きものたまより】
2019年2月23日(土)
~最近の着物コーデ~
こんにちは。
大阪京橋のマンツーマン個人着付け教室
きものたまよりの堤千草です。
お久しぶりのブログです。
2月は忙しいですね^^;
個人事業主としては2月は確定申告
そしてこんな時にホームページの
リニューアルも着手しているので
ブログ書く暇がありませんでした。
今日は少し時間があったので久々の更新です。
最近といっても先月のコーデとなるのですが・・・
こちらは先月上七軒にお茶屋遊び体験
に出掛けた時のコーデです。
紅型風の小紋に
洒落袋帯を締めました。
鶴のシルエットの
なかなか粋な雰囲気の帯です。
紬地なのも気に入っています。
この日は午前中レッスンをして
午後から上七軒にGOでした。
防寒着は黒の別珍の羽織です。
こちらコート並みにあたたかいです。
長めの羽織丈です。
舞妓の梅ひなちゃんには
「お姉さんすごくあたたかそうで
よろしおすね~」と言われました。
梅ひなちゃんは遠出や雨の日以外は
上着は着ないのだとか。
きっとお茶屋を何軒も
移動するのに不便なんでしょうね。
羽織紐は叶結びという結び方。
こちらは礼装コースの時のレッスン。
わたしも祖母の色無地を着ました。
画像では結構鮮やかなんですが
実物はもう少し落ち着いた色目です。
礼装なのでいつもよりも
半衿は細目にしています。
紋は女紋で
うちは光琳桐の裏紋です。
裏紋が定紋なのは珍しいと
母の桐の箪笥の油単(カバー)を
オーダーした時に職人さんに言われたそうです。
結構可愛い紋なので気に入っています。
女紋の文化は西日本にしかないもの
なのでうちにはないわという方も
自分から好きな紋を決めて娘さんや
お孫さんに受け継いでも良いそうですよ。
紋の研究家の方がおっしゃっておられました。
松竹梅のおめでたい柄の袋帯です。
二重太鼓に。
たれ先とお太鼓の松の柄が
繋がっている♪
これ結構難しいんですよね。
いつもレッスンでも
お生徒さんに教えるときに
白熱しますね^^;
裾があれれという感じになっていますが・・・^^;
そして一転カジュアルに。
デニム着物に塩瀬の縞々帯です。
光沢のあるデニム着物。
道行くおばさまから
「これは~紬かしら?」
とよく質問を受けます。
デニム着物と告げると
皆様おどろきの声を上げられますね。
後ろは横縞。
こういう濃い目の紫色すごく好きです。
後ろ姿。
一重太鼓です。
しばらくまたブログの更新はあくかも
しれませんが、確定申告も終わって
ホームページも3月半ばには一旦
作業終了で4月アップ予定なので
きっと3月中旬以降にはいつも通りに
アップできるようになっている・・・はず!
頑張ります!
堤 千草
20代前半の頃に実家の箪笥に眠っている祖母や母の着物を着てみたいと思ったのがきっかけで着付けを習い始めました。
毎日着物で生活してみたい、わかりやすい着付けを伝えていきたいと思い、着付け講師の道へ。
マンツーマンならではの、その方に合わせたペースのレッスンで、短期間で綺麗に着物を着ることができるようになるとお生徒さんから好評をいただいております。