ブログ
成人式に照準を合わせて着せ付けコース後半戦【大阪京橋の個人着付け教室きものたまより】
2019年2月7日(木)
~成人式に照準を合わせて着せ付けコース後半戦~
こんにちは。
大阪京橋のマンツーマン個人着付け教室
きものたまよりの堤千草です。
娘さんの成人式に照準を合わせて
着せ付けコースに通われていたSさんの
レッスンレポです。
コース9回目。
普段着着物にポイント柄の名古屋帯の
レッスンです。
成人式に合わせるため振袖を最後の2回に
するためにコースの順番はカスタマイズ
しております。
夏の間に浴衣や女袴、七五三の着付けなど
を先に終えて秋から着物のレッスンに。
通常の着物の着付けは春以来だったので
声掛けを頼りに思い出しながら。
程よく抜けた衣紋もとても綺麗。
裾合わせも垂れずに決まっています。
裾つぼまりにもなっていますね。
柄もしっかりと綺麗に出ています。
Sさんは自装のコースにも通われていたので
こうなっているのかと中身がわかって
自装にも生かせそうですよね。
そしてコース10回目は留袖の着せ付けです。
比翼仕立てになっている重いお着物です。
「いつもの着物よりも重いー!!」
とみなさんビックリされます。
比翼の衿は伊達衿のようにこのように
均一に細目に出します。
とても難しい衿合わせですが
Sさんビシッと決められましたね。
帯揚げは絞りで本結びに。
絞りはしぼがあってボリューミーなので
縮緬や綸子と同じように結ばずに作る
本結びです。
でもきちんと結んでいるように見えます^^
今回も衣紋の抜きや裾合わせ
とっても上手に出来ておられますね^^
帯結びはもちろん二重太鼓です。
二重太鼓は少したれが長めになってもOK。
そしてついにコース11回目で振袖のレッスンです。
成人式では娘さんにお友達の美容師さんに
着付けてもらわれるそうでSさんは
そのお手伝いをされるそうです。
1回目では帯の途中まで進みました。
伊達衿も入れて。
衿合わせが90度よりも鈍角で若々しい
感じが出ていますね。
おはしょり。
ピタっと体に沿っていていいですね。
後ろは帯揚げと帯枕をつけるところまで。
衣紋の抜きもいいかんじです。
そして最終レッスン。
帯結びもできて振袖が完成いたしました!
今回も衿合わせ上手に出来ています。
一文字の帯揚げがもう少し細目でも良かったかな?
そして後ろ姿。
うしろのおはしょりもまっすぐで
しわなくとっても綺麗ですね!
振袖はお教室のものですが
帯は当日結ばれるものをお持ちくださいました。
とても豪華な帯ですね^^
羽根もたくさん取ることができました。
Sさんは不器用さんと練習嫌いさんのための
基本コース、礼装4回コース、浴衣コース
そしてこちらの着せ付けコースと修了されました。
お着物を自分で着るのも着せるのも習得
されましたね^^
これからもお休みの日はお着物を着て
お出掛けなど楽しまれてください。
ご受講ありがとうございました。
堤 千草
20代前半の頃に実家の箪笥に眠っている祖母や母の着物を着てみたいと思ったのがきっかけで着付けを習い始めました。
毎日着物で生活してみたい、わかりやすい着付けを伝えていきたいと思い、着付け講師の道へ。
マンツーマンならではの、その方に合わせたペースのレッスンで、短期間で綺麗に着物を着ることができるようになるとお生徒さんから好評をいただいております。