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美しい着付けのポイントは長襦袢にあり③手の動かし方編

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大阪京橋のマンツーマン着付け教室

きものたまよりの堤千草です。

 

今日は着物の土台となる

長襦袢の着方のコツについて綴ります。

 

美しい着物姿を実現するのに

着付けで一番気をつけるところは

長襦袢の着方です。

 

きものたまよりで定評のある

綺麗な左右対称の衿合わせ

すっきりと抜けた衣紋

この長襦袢の着方で決まります。

 

シリーズなので読まれていない方は①からどうぞ!

 

①まずはサイズが重要編

②美しい仕上がり編 

 

今回は美しい仕上がりになる

長襦袢の着方(手の動かし方)

についてお伝えいたします。

 

 

長襦袢の着方

 

 

まずは衣紋ですが

長襦袢の仕上がりの時点での目標は

首からこぶし2個分あいていること。

 

前の衿合わせする前の衣紋を抜く分量は

 

仕上がりの2個分よりも多めの

首からこぶし2.5個分抜いてください。

 

そして左右の衿合わせです。

 

 

長襦袢の着方

 

 

 

身体の真ん中、喉のくぼみ

または

くぼみよりもやや下目で交差して

 

90度よりもすこし鈍角が美しい衿合わせとなります。

 

どうしたらこんなに鈍角になるのか

 

 

長襦袢の着方

 

 

脇のてっぺん近くに長襦袢の衿があります。

 

長襦袢の横幅はサイズが合っているはず

なのにどうしても鋭角になる方は衿合わせが浅いのです。

 

衣紋を詰まらせずに前の衿合わせを

鈍角にする手の動かし方はこちらです。

 

 

IMG_2907.JPG

 

 

アンダーバストの高さの左右の衿を

それぞれ脇のてっぺんを目標に

ななめ上に持っていきます。

 

 

衣紋が詰まるという方は長襦袢の衿を

下に引っ張りながら衿合わせされているんです。

 

手の動かし方は

アンダーバストの左右の衿を

脇のてっぺんに向かって

必ずまっすぐななめ上です↗

 

一度下にいってから脇に向かう

ラウンド型の手の動かし方⤴は

前に衿がひっぱられて衣紋が詰まるのでNGです。

 

長襦袢の着方にお悩みの方は

一度試してみてくださいね!

 

次回は紐と伊達締めの締め具合についてお知らせいたします。

 

こちらもかなり重要です。

 

 

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大阪着物着付け教室講師堤千草

堤 千草

20代前半の頃に実家の箪笥に眠っている祖母や母の着物を着てみたいと思ったのがきっかけで着付けを習い始めました。
毎日着物で生活してみたい、わかりやすい着付けを伝えていきたいと思い、着付け講師の道へ。

マンツーマンならではの、その方に合わせたペースのレッスンで、短期間で綺麗に着物を着ることができるようになるとお生徒さんから好評をいただいております。

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