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美しい着付けのポイントは長襦袢にあり②美しい仕上がり編

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大阪京橋のマンツーマン着付け教室

きものたまよりの堤千草です。

 

今日は着物の土台となる

長襦袢の着方のコツについて綴ります。

 

美しい着物姿を実現するのに

着付けで一番気をつけるところは

長襦袢の着方です。

 

きものたまよりで定評のある

綺麗な左右対称の衿合わせ

すっきりと抜けた衣紋

この長襦袢の着方で決まります。

 

前回はその中でも一番見落とされがちな

長襦袢のサイズについてお話ししました。

 

読まれていない方はぜひこちらから

①まずはサイズが重要編

 

さて今回はきちんとサイズが合う

長襦袢の着姿がどうなっていれば美しいのかお伝えします。

 

まずはうしろ姿から。

 

長襦袢の着方

 

 

えっ!?衣紋こんなに抜くの?

と思われる方もおられますよね。

 

衣紋は長襦袢の仕上がりの時点で

首からこぶし2個分くらいがおすすめです。

 

長襦袢を着たあと着物を羽織って衿合わせ

をする時に結構前に引っ張ってしまうので

自然と衣紋がこぶし半個分詰まります。

 

なので長襦袢の時点で衣紋が首からこぶし

2個分だと着物の仕上がりの時点では衣紋

が首からこぶし1.5個分になってちょうどよくなります。

 

それから伊達締めよりも上の背中の部分は

空気をしっかり抜きます。

 

こうすることで長襦袢の上半身が身体に

ぴったりとくっついて衣紋が動きにくくなります。

 

伊達締めよりも下の部分は

こんな風に膨らんでてOKです。

(上の画像参照)

 

そして前の衿合わせについて

 

 

長襦袢の着方

 

 

衿合わせの交差は体の真ん中で。

そして角度は90度よりもすこし鈍角気味で。

 

着物を着ると少しだけ角度も鋭角になります。

 

この角度が鋭角すぎると

やたらと老けて見えてしまいます。

 

最近は40代でも見た目は若い方が

多いのでそれくらいの年代までは

衿の角度は90度くらいが綺麗です。

 

この時の着付けの仕上がりはこんなかんじでした。

 

まずは衣紋

 

 

長襦袢の着方

 

 

最初に言った通り着物を着た後は

衣紋がこぶし半個分は詰まっていいかんじになります。

 

前の衿合わせ

 

 

長襦袢の着方

 

(右の写真では衿合わせの中心が向かって

右にずれているように見えますが写真を撮る時

左肩をすこし後ろに引いているので

ずれているように見えています。実際はずれていません)

 

着物を着た後は最初の衿合わせよりも

やや鋭角になっています。

 

美しい着物の着姿には

土台の長襦袢が一番大事ということが

お分かりいただけたかなと思います。

 

次回は衣紋がスッキリと抜けて

衿合わせの角度も90度になる

着方(手の動かし方)につづきます

 

 

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大阪着物着付け教室講師堤千草

堤 千草

20代前半の頃に実家の箪笥に眠っている祖母や母の着物を着てみたいと思ったのがきっかけで着付けを習い始めました。
毎日着物で生活してみたい、わかりやすい着付けを伝えていきたいと思い、着付け講師の道へ。

マンツーマンならではの、その方に合わせたペースのレッスンで、短期間で綺麗に着物を着ることができるようになるとお生徒さんから好評をいただいております。

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