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最近のレッスン着物コーデ4月編
こんにちは。
大阪京橋のマンツーマン個人着付け教室きものたまよりの堤千草です。
今日は最近のレッスン着物コーデ4月編と題しまして4月のレッスン着物コーデを何点かご紹介します。
今月は暖かい日と肌寒い日が半々といった感じで
朝起きて何を着ようかな~と悩みながら着物を選んでいました。
4月上旬に服部緑地にお花見に行って
一面のチューリップ畑だったんです。
それを見て「そういえばチューリップ柄の帯があったわー!」となり
早速箪笥から出して結んでみました。
後ろはこんな感じになっています。
色んな色のチューリップ。
お太鼓部分の下の赤いチューリップとたれ先の緑のチューリップの柄が繋がるように結んでいます。
この日は結構暖かい日だったので大島紬に袖を通しました。
大島紬は暑い地方で織られているものなのでサラッしていて袖を通すとひんやりします。
なのでこういう暖かくて動くと汗かくかな?
と思う日にはもってこいなんです。
この着物とこの帯の組み合わせ初めてしたのですが
意外といい感じ(*´ω`)
実はこの着物にドンピシャにくる帯が今までなかったので
うーんいまいち私には似合わない着物なのかなぁ
手放そうかなぁ・・・と考えていた着物なんです。
ドンピシャに来る帯のおかげで似合わない仮説が崩れました。
ウールの着物です。
この日は雨が降っていてとても肌寒い日でした。
どうかな~まだ着ていても大丈夫かな~と思いながら袖を通しました。
結果はちょうど良かったです!
お生徒さんには昔ながらの薄手のウールの着物は4月上旬くらいまでがおすすめ
とお伝えしているのですが、この日は4月も中旬だったので恐る恐る袖を通しましたが、充分肌寒い日だったので汗もかかずにレッスンできました(もちろん冷房もかけずに)
帯はビンテージ。
幼馴染のおばあちゃんからいただきました。
330cmというかなり短い帯なのですがギリギリ一重太鼓結ぶことができています。
祖母の着物にかなり久しぶりに袖を通しました。
裏地にシミがあってサイズも大きいし
(祖母は高身長でふくよかでした)
洗い張りにして仕立て直ししようかなぁ
と思いつつ
でもなんだかこのまま、祖母が着ていた時のまま
置いておきたいんですよねぇ。
そういえばこの着物は
友人の仕事の付き添いでフランスに行ったときに
持って行って友人にも来てもらったものなんです。
思い出がたくさん詰まっている着物です。
こちらは新入りのお着物です。
天目織という名前のお召しです。
鶴の柄の洒落袋帯を合わせました。
このお着物の生地アップで見るとこんな感じ。
疋田絞り風に柄が織られているので一見すると総絞りの着物に見えます。
実際、何名かのお生徒さんから
「これは総絞りのお着物ですか?」や「先生の今日の総絞りのお着物素敵!」
と言ってもらったりして
「これ実は天目織というお召で絞り風の柄に織ってるやつなんです~」
とやり取りしています。
今はソーシャルディスタンスなのでほんと間近でみないとわからないんですよね。
ややこしいの着てごめんね・・・となっています(笑)
大阪京橋のマンツーマン個人着付け教室
きものたまより
堤千草
https://tamayori.com/
堤 千草
20代前半の頃に実家の箪笥に眠っている祖母や母の着物を着てみたいと思ったのがきっかけで着付けを習い始めました。
毎日着物で生活してみたい、わかりやすい着付けを伝えていきたいと思い、着付け講師の道へ。
マンツーマンならではの、その方に合わせたペースのレッスンで、短期間で綺麗に着物を着ることができるようになるとお生徒さんから好評をいただいております。